中高校時代に球技大会なるものがあった。サッカー・バスケ・ソフト・バレー等のクラス代表チームを結成し、全学年で競うものだった。高学年になるとクラブ活動でやっている以外の種目を選ぶものが多く、母校の体育会には無かったソフトボールやハンドボールが人気を集めていた。
この理由は各自クラブで練習を重ねており、さすがに高学年になると一般の素人さんよりはレベルが遥か上で、対戦しても面白くなかったからだと思う。これには隠された利点があり、怪我人が減る。そう、球技大会で怪我をするのは該当種目部員が多かったのだ。だって素人さんって滅茶苦茶するもん(笑)
かく言う僕も中高と続けていたバスケで授業中の試合で打撲を負った事がある。ジャンプシュートの着地寸前に後から足を払われ、尾てい骨を強打。激痛の中でやった奴を殴るのも忘れ、顔を見上げる。普段は僕がいじり倒していた大人しい奴なのに興奮と冗談半分でやったらしい。この間あった、日大VS関学アメフト定期戦の動画を見てふと思い出したが・・・・素人じゃあるまいし。
アメリカンに関しては見るだけの僕だが、あれはないと確信する。ラグビーに関しては公式レフリー資格を持つ僕だが、もしラグビーでプレイ中断後にボールを持たない(持っていても)スクラムハーフに後からタックルする奴が居ればその場で退場させる。友好目的の定期戦に一発退場は厳し過ぎると思ったのかもしれない。
最初は情報が少なかったため、後の二つのファールを合わせてネットでは反則を犯した選手叩きで大騒ぎだったが、やった選手の潔い謝罪が公開され矛先は一気に監督・コーチ、そして彼らを庇い『プレーは当該選手の個人的誤解』と言い張る日大に向いたのは至極当然だと思う。
もうそろそろ加害者の選手に対しては正式な処分が出るまで騒いで欲しくないな。彼がああいう真摯な態度で、すべてを語ってくれたので全貌が浮かび上がったのだと思う。これから彼に続いて正直に語るべきは監督・コーチだろう。
あの不誠実極まる監督・コーチの会見でも「アライン(Alignment:守備位置)はどこでもいいから、1プレー目からQBを潰せ」という発言をコーチは認めていた。守備位置をどうでもいというデイフェンスコーチっているのかね。守備以外に目的があったんだろう。
また「相手のQBが怪我をして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」という発言に対して「得とは言っていない」と反論したが秋に出られない云々については否定していない。これは相手のQBを秋(公式戦)まで出られない体にしろと言っているようなものだ。
はっきり言って強制権のない機関での解明はもう難しいと思う。スポーツに警察が入るというのは異様なことだが、場合によってはいた仕方ないだろう。一刻も早くこの原因を解明し、次につなげて欲しい。
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