gooブログはじめました!

只の英会話

給料の額も違ったし、今やユーロに統一されてしまったが、ドイツマルクと言う奴は使いでがあった。一番安い時は1DM=¥60だったが、500ccの瓶ビールが買えた。発泡酒ではなくビールである。ビールが安いだけだろう!?ベルギーやフランスまでガソリン代100DMも掛からなかった。そりゃ、隣だもんな(笑)。

近いという事では発祥の地が海の向こうに見えているせいか、英会話教室が安かった。英国人が多いからだと言ってしまえば終りだが、当時高値の日本とは大違いだった。また、日本では外国人と言うだけで英語の教師をしている人たちもいるが、世話になった英語教師達は英語を教えるトレーニングを受けたというイギリスの公式認定証を持っていた。

しゃべれることと教えることは違う。一部のねーちゃんが『やだー』と『かわいいー』だけで暮らしていられるのは相手の言う事が判ってるからで、こんな手合に日本語を教えてもらったらエライ目に合う事請け合いだ。初心者の頃、ぼーずはドイツ人、スペイン人に英会話を教えてもらったことがあるが、細かいニュアンスの違いまで彼等は判っていたのだろうか。ま、そんな事が問題にならんくらい、こちとらの程度が低かったので結果オーライではある。

かなり前だが、あるオーストラリア人の教師は『Perhaps:多分』と言った生徒に『Perhapsは文章に使う言葉なのでMay beかprobablyと言いなさい』と注意した。気になったので何人かのネイティブに確認したが、そのような決まりは無いと言われた。第一、映画でも会話で使っていたゾ。そう、母国語であっても思い違いをしている人はいるのだ。踏襲をふしゅう(腐臭???)と読んだ日本人もいる。単なる読み違えなので大きな問題とは思えないが、これを教えられたら困る。(ちょっとしつこい?ゴメンナ、あそー太郎君)

ある日、英会話の教師にして友人のミシェルは只の英会話を勧めてくれた。日本にあるアメリカの州代表事務所に電話しろと言うのだ。『仕事でそちらに行くことになったが、気候は?住みやすさは?物価?住民?』等を聞くことにより電話での会話訓練になるという。『お前、そりゃ怪電話扱いされるゾ』というぼーずに『ノー、ノー。日本には各州が事務所を置いている。毎週順番にかけたら1年は持つし、それだけ間隔を空けたら向こうは忘れている。おまけに会社の電話使えばアメリカにかけてもいいじゃないか。』とのたもうた。

いくら只でもこーゆーのはやり難い(笑)。第一、『我が州にビジネスで来られるならもう少し英語を学ばれよ』と言われるのがオチじゃないか。中学、高校時代の校長はシュワイツェル(英語読みでシュバイツァー)と言うドイツ人だった。日本では英会話の相手にしようと『Are you a American?』と話しかけてくる奴が余りにも多いと常日頃から憤慨していた。『そうゆう時はな、“ちゃう!!わしゃ、ドイツ人や!”とゆーたるんや』と息巻いていた。ほんま、性格悪かったなぁ、あのおっさん(笑)。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ひげぼーずのつぶやき」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事