我流 天性を欠く？

いい加減な性格であるが、いやあるがゆえ楽器に関しては師匠について習ってきた。ま、最初のバイオリンは破門されたので、あまりでかいことは言えないか・・・。ギターは我流でこそあるが、教則本・ビデオの類は嫌ほど買った(ほとんどマスターしてないゾ・・・笑)。伸ちゃんに習いたかったのだが、なんか照れくさくてなぁ。今思えば習っておけば良かったと思う。

まったくの我流はピアノ位だ。たまたま妹が小さい頃弾きたがり、習いだしたはいいが、数年でやんぴというお決まりのコースを歩んでくれた。あるものは使わんと損だ。最初は遊びで、その内コードを学ぶため、ひんぱんに触るようになった。

弾くでなく触ると言ったのは謙遜ではない。左手で７ｔｈが弾けない、とゆーよりは３本以上の指が使えない。３本でも分散和音が弾けないので、左手は常に３音のコードのみというド素人弾き。それでもなんとかピアノらしく聞こえるようになったのがBeatlesのLet It Beだった。

問題は歌だ。ぼーずの腕ではＣでしか弾けないのだが、楽に歌うためにはもう１音は低くしたい。キーの転調は理解しているが、BやB♭で弾く腕がない（笑）。そういえばギターでブリッジフォームのB♭を他のコードと連続して弾けるようになるのに１年くらいかかったなぁ（笑）。

ここで考えた。腕がないならハードに頼ろう。テニスのラケットをウッドからアルミのデカラケ（死語ですな・・・今や普通の大きさになってしまったから）に変えたら腕が１ランクアップしたような気がしたことを思い出す。アップライトは無理でも、電子ピアノなら切り替えスイッチでの転調は可能だろう。

どっかで作らないかなと言ったところ、バンドでオルガンを弾いていた友人、アオキから『いるか、そんなもん』と言われた。本職には評判が悪かったが、そういうキーボードをずーっと欲しかった。今のようにサンプリングの音源を再生する方式なら簡単に出来そうなのだが、そう考えてメーカーに問い合わせてみると・・ちゃんとあるやんけ（笑）。

『弊社のキーボードでトランスポーズという機能がついているものは転調が可能です』と言われ、安いものは１万円前後で売っている。どうも高級機種より、初心者向きのものに付いている様だ。アオキと同じで経験者には不要と思われるのだろう。また、ぼーずの言う【ロータリースイッチ等で簡単に転調】は出来ないとのことだった。

買うかなぁ。飲み屋に持ち込んでビリー=ジョエルのHonestyを弾き語りするのが夢なのだ（笑）。その前に生まれて始めてキーボードを習うか。老人向けピアノ教室（笑）。・・・最近の流行だそうだ。