新聞を読むと、努力している業界は当然自動車だけではなく、種々の相乗効果が出たようだ。一つだけ気になるのは本来、ピーク規制だったのが、総量規制に変わってきた気がする。CO2排出量を抑えることが人類の課題であるのは判るが、使用量のピーク越えによる停電を防ぐのが当初の目的だったと思う。
極論するが、会社の利益対応は別としても、要は午後の2~3時間、使用量を減らせば済むことではないか。サマータイムを導入した企業があるそうだ。午前で業務が終わったとしても、通勤時間はピーク時と重なる。6時半にスタートを切っても8時間働けば、退社時間は15時あたりで、ピーク時の削減にはならない。
不況による残業0が削減に寄与すると期待されているようだが、会社によっては只残業が増えるだけだと思う。ぼーずは85年から3年間をサマータイム制のもとで働き、それはとても快適だった。但し、厳しいドイツの労働法に守られ、高緯度で涼しいという条件があってのことだった。
只残業が横行している我が国の気候をまずは考えてもらいたい。早起きの為、就寝する21時前後は蒸し暑さが最高であり、エアコン無しで寝られるとは思えない。そして、気温が下がり気持ちよく寝られる明け方には起き出し、通勤列車に揺らなくてはならない。これをやる気にはならない。
昔はエアコン無しで暮らしていたと言う人は多い。が、そう主張する人は緑の減少を忘れているし、隣家の室外機から吹き出している熱風を考えていない。ぼーずの通勤路に樹林公園があるのだが、夜そこを通ると明らかに温度が数℃下がる。樹木を植え、打ち水をすれば涼しいのだが、それが出来る人は限られている。
寝苦しい夜に、エアコンを付けるても非難されることではないと思う。ましてや今回の電力危機に対し、悪影響を及ぼす時間ではない。暑がりのぼーずはエコの大合唱を聞くと『欲しがりません。勝つまでは』というどこかのスローガンを思い出し、惨憺たる気分になる。
高校時代のツレも最近の『にわかエコ』が気に食わなく、エアコン設定温度は常に24℃以下にしているそーだ。夜もそのままにして風邪をひいたと言っていた。アホや。阪神在住で暑がりの方、是非F沢歯科クリニックへお越し下され。たまに間違った歯を抜かれたりして涼しさ満点のスポットである。
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