最近台湾で体感震度3~4の地震が多発しておりますが、昨夜(本日未明25時~26時)の地震は、日本人の自分でも、腰がふらつくくらいの恐怖を感じましたデス。
建物構造上、倒壊のリスクは無いにしても、建築構造が日本とは異なりますので、崩落リスクは排除できません。
いつもいいますように、吹付け塗装の建物であれば、壁厚120~150ミリの外壁と内壁の一体構造が一般的な台湾の建築物でです。
運良くまともな設計と施工であれば、それなりの鉄筋が入った施工をしてますが、街場の建築現場を見てる限り、使用しているて鉄筋の直系がどう見ても鉛筆より細いくらいの、「これ、番線じゃない無いの?」レベルも珍しくないし、低層階なら、焼きレンガを兵隊積みにような積み方をして、両サイドをモルタルで補強するという名の「躯体の仕上げ」が珍しくもない事を知っているだけに、今回の揺れが1分近く継続する、そしてそれが3回か4回継続すると、脳裏をよぎるのは3.11の時の東京です。
浅草に近いところに住んでましたが、4階から非常階段でバス通りまで避難し、通り越しに建物のを見てましたが、当時は大規模塗装工事中の建物は足場で囲まれており、塗装職人さんが塗装工事の真っ最中でしたが、彼らも全員路上に退避するくらいで、実際に恐怖感を感じました。
今回はそこまでの恐怖では無いのですが、建築強度に関しては、いつも一抹の不安を感じておりますので、今回ばかりは、かなりビビりました。
台湾の震度表示は、マグネチュード表示ですので、日本人には、日本流の体感震度がDNAインプットされておりますので、むしろ自分の体感のほうが、かなり正確と自信を持っておりますが、30秒以上の横揺れが続き、さらにそれが複数回の揺れになると、体感4でも恐怖感は全開モードになります。
考えてみれば、台湾とて、日本列島同様に東側には、太平洋という強大に水瓶の水重量によって、それを支えてるプレートが押し込まれている構造は同質ですから、地震があって当然だと思っております。 避けがたい宿命であり運命でしょうか。。