ケータイに 着信あったから 折り返したら。
ダーが 普通に 出たので。
チャン 「なんか ヘンな声やなぁ~(笑) 」
ダー「そうか? オカマ ほられてん」
チャン「え? オカマ? 何 言うてんの? 今どこよ?」
ダー 「それが わからんねん。」
チャン「は?」
ダー 「ちょっと かわるわ」
って言ったら。 看護師さんでてきた。
「兵庫県立医科大学病院ですけど。
ご主人が 交通事故に 遭われて・・・」
途中から。
「これ 冗談 ちゃうわ」 って わかってきて。
え? え? え・・・ って なって。
ともかく 入院の用意をして 来てください。
場所は ナビで 調べて。 って 言われて。
なんか 交通事故って 聞いて ちょっと 怖気づいてもて。
しかも 兵庫県・・・
でも 慌てて 行って チャンまで 事故おこしたら 大変やし。
「落ち着け~~ チャン 落ち着け~~。チャンは 行ける。 大丈夫」
って 言い聞かせながら ナビは 高速道路 乗らそうとしてんけど。
地道で 行ったよ 病院。
渋滞の梅田とか 通るし 結局 2時間 かかって ゆっくりと。
夜になってしもたけど。 到着。
しっかり 意識のあったダーから 話しを聞くと 思ったより大事故で。
意識があるのが 不思議やったわ。
高速道路の降り口 最後尾で 徐行してたダー。(仕事中 社用車で)
そこへ 乗用車のおっちゃんが ノーブレーキで 追突してきたらしい。
勢いが 良すぎて ダーの車は 横へ弾き飛ばされて 縁石に当たって 横転。
いや 横転どころか 反転してしまった。
周りの人が 「炎上すると危ないから 早く 脱出しろ」 って 言ってくれて。
でも 反転してるから 車の重みで へしゃげて ドア 開かないんやて。
窓 社用車で 良かったわ。
ハンドル 回して 窓から 脱出。
周りの人に 引きずり出してもらった らしい。
加害者のおっちゃんは ダーに追突しただけでは まだ スピード落ちず。
ダーの前の車にも ぶつかって やっと 止まったらしい。
病院の先生の説明。
「ここは 救命救急センターなので 今は とりあえず 脳はや 神経 内臓。
全部 調べて 様子見ます。 事故なんで 急変とかは あるけど。
まあ 多分 大丈夫と 思うよ。」 って。
なんか 今頃になって足が ガクガクしたわ。
けど ダーの様子 見たら。
チャン「大丈夫?」
ダー 「大丈夫 ちゃうわー!」 (何故か 逆ギレ)
チャン「あ。 大丈夫やな。 そんだけ元気あったら」 って ほっとした。
2日で ダーは 無事 退院となり 安静にしながら自宅療養になった。
(救命救急は すぐに 出されるねん)
ダーを 迎えに行って 車に乗せて帰宅する途中。
取りに行きたい物があるからと 会社に寄った。
事故車が 戻ってきてて 駐車場に とめてあった。
ダーの命を 守ってくれてんね。 ありがとう。
これ 見て また ぞぉーーーーっとしたわ。
チャン「あれ? 車 ひっくり返ってへん」
ダー「ここに 持って来る時に 戻したんやろ」
週が明けたら 近所の整形外科で 通院& リハビリ 始める。
ああ よかった。 これで 兵庫まで 通わんで済むわ。
家に帰ってきたダーは ムチウチのあの 首に巻くヤツして。
実家から 借りてきた 座椅子に 座るような 横たわるような感じで 寝て。
安静中。
天ちゃん 「え? パパ 今日 退院したん? 花火大会 行くんやけど・・・ 辞めようか?」
チャン 「そんなん 辞めんで良いよ。 行ってらっしゃいな。」
天ちゃん 「いや・・・ なんか 自粛っていうか・・・」
チャン 「いや 死んだわけやないし(笑) 花火 行っても行かんでも パパは ムチウチ(笑)」
こんな冗談言える 幸せ。
ほんま 大したことなかったから 笑って言えるんやんな よかったわ。
あんな大事故で 奇跡的に ほぼ 無傷でさ。
天ちゃん 淀川の花火大会 とっても 楽しかった らしい。
この夏。
天は 花火大会 キャンプ ゼミ旅行 インターンシップでOL体験。
本当に 夏を 満喫。
ダーは ムチウチ 満喫。
チャンは 介護 満喫。
ああ・・・ ボヤきそう・・・
いやいや 事故が 軽くて済んだからこそやん。
幸せなことやん。