朝になり まこちゃんが来てくれて。
6人で つつがなく葬儀。
でも 今日は 笑って送り出してあげようね。
セレモニー終盤 棺が閉まる前
お別れの言葉を 順番に。
ママちゃん かがみ込んで 何言ってるかわからんかったけど。
夫婦の最後の語らいやったんかな~。
ダーも 挨拶。
「お義父さん おらんくなって。
男オレ 一人になってもたやんかぁー(涙)」
皆 爆笑。
ダー 「え。オレ 真面目に言うてんやでー(涙)」
って 泣くから また 皆 笑。
まこちゃん「叔父さん。 私の初恋は叔父さんでした」
って。 エエエエエーーー? (*^▽^*)
一同 どよめき。
あの酔っ払いおっさんのどこが 良かったんだか?
あ。 園子も そういや従兄弟の
あきひさちゃんやったな 初恋。 ププ。
妹チカも のりふみ君やった。
アハハ 皆 そんなもんやな~。
幼稚園の頃なんてさ。
ほんと。
父を 突然 亡くした悲しみと。
楽しい ほっこりするエピソードで。
皆 泣いたり 笑ったり。
天 「おじい 島根のお祖母ちゃんの葬式の時に
マメが スキやから このマメ 鼻に詰めてって言ってたな」
園子「アハハ~~ 言うてた言うてた。マジで」
そんな話しを お通夜の時にしてたもんやから。
そのマメも 買ってた。
喪主のママちゃんが そういうエピソードを
葬儀社の人にすると なんと。
「どうぞ どうぞ。 入れてあげてください」 って。
なんか 自由すぎる自然な流れで 入れてみた。
グリーン豆。
それまで 最後の最後。
お別れの時に わりかし 皆 号泣に近かったのに。
マメが入ったとたん。
爆笑。
葬儀社の人たち あからさまに 横向いたーー。
(笑いを こらえてる)
(どうぞ入れてあげてください 言うたクセに~)
注 祖母ちゃんの葬式の時。
祖母の鼻の穴に綿が詰められてるの見て。
父は 夜通し このグリーン豆を食べながら 飲んだくれ。
「俺はこれが スキや~。
俺が死んだら 鼻にこれ詰めてくれ。
今から遺言しとく」
園子「マジで?」
父「マジでマジでマジで。 本望やから」
長年付き合ってきたけど
そうなると 楽しいやろな~。って感じやった父。
父~~ 遺言 守ったで~~。
きっと これ読んで なんて不謹慎な。 って。
気を悪くする人も いてはるでしょう。
すみません。
ですが 父 そこらへんに いてて
爆笑してたん わかったよ。
100%間違いなく 喜んでくれた自信があるよ。
そういう人でした。
一句できました。
「葬儀にて
背中合わせの 泣き笑い
思ひ出溢る ほろりほろりと」
あ。Qちゃん これって 季語 要るやつ?
じゃ 「葬儀に」て ってとこ
「初盆の」に変えたら 季語になるかな~。