普段は 過疎化が進んだ ありふれた 田舎の村。
人も少なく 目を引く 観光スポットがあるわけでもない。
そんな村が このマラソンの時は
老いも若きも 一丸となって
他地方から来た ランナーを 応援し
支えてくれる。
その行程は 山を2つほど 登って下る。
全24Kmの 険しいアップダウンの山道。
美方残酷マラソン
すごい確率で 雨が降るって 予報やってん。
スタート直前 マジ ポツリポツリ きた。
やっぱ カッパ 着て 走らないと あかんのかな~?
ギリギリ いけた。
緊張たかまる中 皆で 円陣組んで おぉーー!
スゴイ人だぁー。
3000人の参加者が スタート。
後方にいた 一行は 20分くらいは
「これほんまに 始まってるん?」 やったね。
コスプレしてる人も 多数。
チャンの前には 老けたドラミちゃんが いてたから。
この人 ペースメーカーにしよ 思った。
ペースメーカー ちゃうな?
ペースメーカーいうたら 心臓のやつやんな。
なに?
ペースランナーとか?
まあ なんし 目標にさしてもらお 勝手に。
6人中 マラソン自体が 初めての。
まっすんとチャン。
ペース 崩れるから 先に 行ってね。 って言ってて。
現に すぐに バラけた。
まっすんと しばらくは 走ってたんだけど。
1番目の給水ポイントで まっすんは お水を取った。
チャンは まだ 止まりたくなかったので。
そこで まっすんとも 離れた。
まっすんは すぐ後ろに いるだろうな~。
とは 思っていたけど。
他の皆は 先を 走ってて。
おそらく 山道が 始まると 走れんくなるから。
このフラットな時に 少しでも 皆に 追いついておこう。
っと 最初のフラットの約7Kmを 走った。
そこからは マジ 急な上り坂。
しんどい。
だけど 空気が 美味しいな。
そして あちこちで もう 90度腰の曲がったお婆ちゃんが
家の前まで 出てくれて 旗を振って 応援してくれるねん。
なんか じ~んとするよ。
景色も 綺麗。
地元の高校生も ハイタッチで 応援してくれる。
果物 配ってくれたりして。
それ 食べると 不思議と また 力が出て
走れたよ。
山頂の展望台で 少し 休憩。
いや もう 足が つりそうで ヤバくなってて。
キンキンで これ ムリしたら 肉離れとかなったらヤだし。
ストレッチした。
ここにも みんな いないな~~。
やっぱ 追いつくのは ムリだな。
うん 普通に考えて だんだん 引き離されていって当然やね。
しかたない。
それより 自分のすべきことは。
足 怪我しないように できれば 完走すること。
そう 思って 歩き出した。
登りと 下りは 歩いて。
少しでも フラットなポイントあったら そこだけランして。
チャンを 抜かして行くランナーが 声を かけてくれる。
Qちゃんが 描いてくれた 似顔絵ゼッケン。
「前に まわったら 同じ顔してる~(笑)」
って ファイトと笑い くれた。
なにもかも チカラになるな。
でも もう それも ここまでかな・・・
足が スムーズに 出なくなってきた。
なんか どっかの 腱 切れそうな・・・
もう 歩くのも 辛い。。。
ああ。
長くなってるね。 一回 切ります。
こんな ええとこで (笑)