ある日。
洗濯もの 取り込んだら。
旦那さんのシャツに セミが おった。
ぎゃぁ~~~~~~!!!!
(声にならない 絶叫)
誰か 早く 帰ってきて
この状況を 一刻も早く脱却して。
って。
家族は もちろん
なぜか 東京の妹夫婦にも 助けを求める。
ほんま 子供の頃は 平気で つかめてたセミ。
それが こんな大きいセミ 見たことない。
ってくらい 丸々と 太った リッパなセミ。
丸々と・・・
ああ 見覚えあるわ。 この 丸み。
このセミは 卵を 孕んでるんやわ。
こんな状況下で わりと 冷静に分析。
とりあえず 家族が帰ってくるまで。
なんも できんかった。
その間に 思いを馳せる。
そう。
昔 まだ 新婚さんと 呼ばれてた時代の頃。
同じく。
気づけば リビングの床に 丸々と 太った蛾が 居座ってた。
うん 居座ってたって表現がピッタリ。
なんも 動かんと ブローチみたいに じっと 床にいててん。
でも 怖くて。
ダーが 帰ってくるまで ドア閉めて。
リビングに 入れやんかった。
その間 夕食の料理も できやんけど。
洗濯ものも たためない。 TVも見れない。
できるのは お風呂沸かすだけ。
数時間後に ダー 帰宅で。
やっと リビング 入ったら。
な な なんと。
蛾が 先ほどの位置煮まだ いた。
床に 転々と 白い 卵を 産みつけて。
ぎゃぁ~~~~~~~。
ほんま ホラーやったわ。
だから こんな 太ってたんや? てガテンがいった。
同じ空気が する。