天然記念物「平尾台」

平尾台

昨日・・・帰り道のルート上にあっただけなのに

何故か急遽登ってみることになりました

平尾台は標高300～700m、南北6km東西2kmの日本でも有数のカルスト台地です。
緑の中から白い石灰岩が羊の群れのように顔を出す風景から羊群原と呼ばれ、
台地全体が国指定天然記念物となっています。


平尾台の不思議
普通、地層は下の方が古く上の方が新しい地層です。
しかし、ここ平尾台の地層の一部は下の方が新しく上が古い地層になっています。
なぜこうなっているのか明治いらいの長い間の不思議でした。
最近の学説では大きな地殻変動の過程でドッテンと地層が逆転したのであろうと言われています。
この地殻変動の過程では相当高い山であった可能性があります。





今回は吹上峠の駐車場から　大平山（おおへらやま）　に向かいました

平尾台自然の郷が見えています　↓



登り始めて10分くらい　↓



夕方の5時半を過ぎているので殆どの人が下りてくる時間です



3月に見晴らし台に友人を案内した時は野焼の直後だったのですが

今は一面に草が生えていて緑が綺麗でした



足元が滑りやすいので注意しながら登ります



多数のピナクルが分布していて、その様は多数の羊がいるようなので、

この一帯を羊群原（ようぐんばる）と呼びます



前の写真の○の部分のアップです

天狗岩が見えています

いつかあそこにも行かなきゃd(=^‥^=)b ネ！




平尾台の石灰岩は、3億年前赤道付近でサンゴ礁として堆積したものが、
プレート運動によって移動してきました。
その後、石灰岩は地下深くに押し込まれ、地下のマグマの熱を受けます。
このため、平尾台の石灰岩は化石を含みません。



景色が気に入ったので　パチリ



石灰岩の間から木が生えています

やっぱり自然って凄いと思った一瞬でした



日没が近付いて来ました　時刻は18時30分

逆光なので真っ暗ですが私は好きな写真です



18時56分　太陽が隠れる少し前です

これから駐車場まで一気に下ります



何度も平尾台には来ていますが、こちらからの景色は初めてでした

新鮮な感じでとっても良かったです



今回は、時間の制限があったので大平山まででしたが

いつか別のルートから平尾台で一番高い山を目指してみたいと思います

ハイキングコースには初級（2時間）・中級（3時間）・上級（5時間）と

色々なルートがあるので何度か挑戦する事になる・・かも