偶然にも、「ぼく」が題についていました
「ぼくはびっくりマーク」
作:エイミー・クラウス・ローゼンタール
絵:トム・リヒテンヘルド
訳:大友 剛
ひさかたチャイルド
2023年01月19日 初版
1,650円
ぼくって みんなと ちょっと ちがう。
から始まります
みんなと違って当たり前なんだけど
「みんなと同じじゃないと駄目!」って思ってしまう感じって
暗黙の了解であるような・・・日本だけじゃないのか
これまた、目から鱗であります
日常茶飯事に使っているこのマークですが
おもしろい着眼点、「確かに!そうだよねぇ~」って
すんなり納得してしまいます
今、声高に言われている
『多様性』『自己肯定感』というか、「自分」を知ること なのかな
絵がシンプルながら、表情が豊か
色もシンプル過ぎるくらい
文字をうまく使っているし
デザインのセンスかな
こちらは、また、インパクトのあるパグちゃんです
気まぐれは、柴犬、秋田犬、ハスキー犬系が好きで
洋犬はちょっと・・・ごめんなさい なんです
目をうるうるーとか、お洋服を着せられてーとかも、ちょっとどうかな 的な
ちょっとびっくりは
この主人公、え?捨て犬?
パグが捨て犬というイメージは、なかったです
文章は、はじっこのほうに短文で、語りかけるように書いてあります
誰が喋ってる?
パグのセリフは、手書きの小さな文字
絵が、とにかくすごい!
表紙の毛の感じもですが
墨絵のような、濃淡で
もうひとつ気になっていたのが、この虫?蜜蜂?
あ~~~、なるほど、そうなんだ そういうことなんだ
あとがきにも、とても感心
なかなかすごい作品でした
「ぼく ぱぐ」
作:かなざわ まゆこ
出版ワークス
2018年03月初版
1,760円