報告お待ちしております。
さて、本日より再開♪
まったくもって、個人的なことで恐縮ですが、保専入学の為仙台に来てから、こんなにも長く滞在したことがない故郷にて、父を看取って参りました。1日に3回あるNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」を、見舞いで泊まる度に一緒に観て、あ~でもない、こ~でもないと、いろいろ話していました。残念ながら父は今日の最終回までは観れませんでしたが、「彼岸花が咲いている頃に亡くなった人は、御先祖様に守られながらあの世にいける」という初めて聴いた言葉に、びっくり。向かう前には咲いていなかった彼岸花が、昨日犬の散歩の時にきれいに咲いているのを見たばかりだったものですから。母は、36年前自分の誕生月で桜の咲く頃でした。父は、もしかして季節を選んだのかもしれないなぁ~と、思った次第です。
感受性が豊かで、単純で、ちょっと個性的な父でした。私にもいろいろな話を聞かせてくれていましたが、その他にも関わった人達からいろいろなお話を今回たくさん聞かされました。なにかしらひとりひとりの方々に、それぞれ心に残すものを置いていったようです。
松成さんの「木」シリーズで、どんぐりや桜やおじいちゃんの木があり、命のつながりや自然との関係の大切さに気付かせてくれます。内田氏作品で、この絵本も村上さんのまるで落書きのような単純な絵で、まったくシンプルなのですが、心が動かされます。図書司書の方も、大人の方に是非!と、お薦めでした♪
『おじいちゃんの木』
内田 麟太郎 作
村上 康成 絵
佼成出版社
1,365円
2004年05月発行
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