秘密基地

2024年初版絵本 & テーマ「非戦」

終戦の日は、この作品に決めていました

「ひとのなみだ」

作:内田 麟太郎
絵:nakaban
童心社
2024年06月24日初版
1,760円

一度読んで、「う~ん」と唸り
あとがきを読んで「う~~ん」と悩み
また読んでも、「う~~~~ん」と唸り&悩む

読みきかせ等で
「平和」関連のテーマにしてしまいますが
「戦争」とした場合
確かに、今までは、第2次世界大戦、敗戦
原爆、広島、長崎、沖縄、仙台空襲等々
自分が生まれる前の「話」であって
自分は経験していないーという前提で
絵本や紙芝居を読んできました
伝承を伝えるー形といいましょうか
気まぐれは、このテーマは苦手意識があり
ブックトークでは、手を付けないことにしてました(苦笑

ところが、現在
自分の目の前では起こってはいないけど
現実、今、世界では「戦争」をしている国があって
見たくない、聞きたくなくても
情報もリアルタイムで、映像もついてきたりします

遠い国の話なのでしょうか・・・

戦争体験者や被爆者が何度も何度も
ずっと言い続けているのに
「戦争は嫌です」「戦争はダメです」ときっぱり言っても
実際、行われているんですよね
「Imagine」の大合唱がなぜ、届かないんでしょう
想像力が不足してる?
それ以上に大切なものがある?

この作品で
戦争についてもですが
気まぐれ的には、ゲームの世界観ー戦うもの?についても
気になるところなんです
ゲームは全く詳しくないので、何とも言えないのですが
相手を倒すーという

おば(あ)さんな気まぐれは、すぐに
「何で倒さなきゃないの?」
「どういう理由?」
「相手の環境は?」って
いろんなこと考えてしまうのですが
そんなの関係ねぇ~とばかり・・・
悪い奴=倒していい
みたいな安易で、単純であまりにも簡単な方程式
で、自分は、痛みもなく、指示・命令?・操作するのみ・・・

人間の「感情」「感性」の育むことの大切さを思うと
今の子育て環境って、どうなんだろう・・・

と、いろいろ書き連ねましたが
たった1冊の絵本で、考えることは多岐にわたりまして

これは、ひとりで考えるのではなく
自分で読んで、読みきかせを体験して
そして、みんなでいろいろ話し合いたい作品であります
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