土曜日と火曜日は、新刊が借りられていることが多いんだよね・・・
と、諦め半分だったのですが
やったぁ💕
すごく気になっていたこの作品がありました
「茨海小学校」
作:宮沢 賢治 絵:西村 繁男
三起商行(ミキハウス)
2022年10月14日初版
1,870円
賢治さんの作品でこのおはなしは、気まぐれ知らなくって💦
イベント案内でしよう!としていて
すっかり、忘れったった
西村さんの絵がいいですよねぇ
で、さっき開いてみたら、げげげ
文字がいっぱい
原文のよさを生かしているので、言い回しがくどいというか
それが賢治さんのらしさなんですが
子どもさんが自分で読むには
ちょっと読みにくいかもしれませんね
農学校の先生で、鉱物や植物、食品栄養素、狩猟関係とか
賢治さんご自身のことかな?と、思いを馳せます
修身とか、先生と生徒の関係とか
その当時の学校教育の様子も垣間見れます
最高の偽(うそ)は正直なり
正直は最高の方便なり
という「嘘」をつくということはーの学習場面には
道徳心というか、宗教心というか
そのくどさが、なんとも、興味深いのです
西村さんの描くきつねの子が、また、めんこいんです
先生の中には、「高尚なドイツ刈り」に「白いモーニング」を着た
お洒落な先生もいれば、毛のガサガサした先生もいれば
なんか、夏目漱石の「坊ちゃん」で出てくる先生たちと被るみたいな(笑
昔の「先生」様ってこんな感じだったんでしょうかね
賢治さんのおはなしは、読後、本当にあったんじゃないかな~と
気まぐれは、いつも思ってしまうのです(笑
こちらは、絵がかわいいからーと
訳がなかがわさんだから、迷わず借りてきたんですが
前作は「びんにいれてごらん」なんですって
そちらも気になります
「気持ち」を瓶に詰めて、地下室にしまうんです
いろんな気持ちがあるものです
でも・・・
共感するところが、いっぱい!
「びんから だしてごらん」
文:デボラ・マルセロ
訳:なかがわ ちひろ
光村教育図書
2022年09月30日初版
1,650円
以上、超~💕お勧めでした
こちらは、あれ?紹介してなかったかな?
2011年1月1日こどものとも初版のものがハードカバーになって登場
「おいちにの だーるまさん」
作:こばやし えみこ
絵:こいで やすこ 小渕 もも
福音館書店
2022年09月09日初版
880円
気まぐれは、やっぱり
「へっこ ぷっと たれた」が
耳馴染みあっていいなぁ~←あくまでも個人的な見解