◆『アーリアの神話 ヨーロッパにおける人種主義と民族主義の源泉』 レオン・ポリアコフ 著 アーリア主義研究会 訳 法政大学出版局
2018年09月09日
ユダヤ人ってなぜ差別されるんだろうと、ずっと考えて、本を読んできた。
それで、
では、アーリア人ってなんだろうと思って、読んでいる本。
ヒトラーが、とてつもなく拘ったアーリア人って、なんなんだ。
アーリアの語源は、サンスクリット語で「高貴」というのだそうだ。
サンスクリット語を話す人たちを、インドではそう言っていたらしい。
インド・ヨーロッパ語族は、あくまでも比較言語学上のことである。
それが人種主義と民族主義に移行していくプロセスは、まさに錬金術師の如く、神秘に満ちている。
十九世紀のヨーロッパに襲う経済不安によって、煽るようにその怪しい神秘主義がまかり通ってしまう。
その風潮を基盤に、ヒトラーが出現する。
今日、断水のあとの、ほとばしる水を見て、夏用スニーカーを洗った。
今年の5月下旬から3週間、欧州の旅をしていた時に履いていたスニーカー。
また、旅に出たくなった。
これからじゃ、もう夏用スニーカーじゃないか。(^^;)
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