いとうみくさん、野間賞です !
『朔と新』
おめでとう
おめでとう
嬉しいです。
こんな、嬉しいことはありません。
しみじみと、ふつふつと嬉しさが溢れてきます。
『朔と新』は、まさに渾身の作です。
いや、いつも、渾身な作家です。
いとうみくは
不条理の
その深淵を真っ向から描き続ける作家だと、思う。
彼女の描く文学は、決して問題は「解決」もしないし、予定調和なハッピーエンドもない。
ただ、読者は、夕陽が雲間から射す光の、その光の階段を視るのです。視えるのです。
野間児童文芸賞 ⇒ https://www.kodansha.co.jp/award/noma_j.html
この嬉しさを、分かち合いたい人が、いっぱいいる。
伝えたい人がいる。