調べたいことがあって、ワシントン・アーヴィングの『スリーピー・ホローの伝説』を検索していたら、見つけた本。
1800年代、19世紀に書かれた『昔なつかしいクリスマス』を発見。
好奇心が、ゾクゾクと湧いてきて、アマゾンに発注したのが、今日、届いた。
アーヴィングの文章と、イギリスの絵本作家の巨匠コールデコットの挿絵が、とにかく素晴らしい。
ディケンズの『クリスマスキャロル』と、双璧かも。
十九世紀イギリスの古き良き時代の面影を残す、田舎のクリスマスの情景を描いた素晴らしい本。
一昨年だったか、ドイツとフランスの田舎を、クリスマスの前、待降節の頃、あちらこちらをを訊ね歩いた旅を思い出す。
モンシャウとか、ベルンカステルクースとか、アルスフェルトとか、リボォヴィレとか、ユナヴィールとか。
パリとかロンドンとかにない、時間がある。
そして不思議と、いいことに、出会う。
私の好きな作家、斉藤洋が著書に描くドイツのイーディシュタットは架空の町だけど、それはそれで、良いんだけれど、TVドラマ「刑事フォイル」の舞台となるヘイスティングス(Hastings)は、日本人には馴染みがない名前なので、架空の町かと思ったらノルマンディの実在の、町。
そのTVの画像を見て、ヘイスティングス(Hastings)の風情って、いいなーと思った。
森があって、墓石が斜めになっている教会があって、農家があって、小綺麗な家並みの坂道があって、パブがあって、路地がある。
旅をしていると、それも観光地ではない田舎は、いいなと思う。
ほんと、不思議と、いいことが、楽しいような、面白いことが、起きるのだもの。
民衆文化は、世界中、どこだって、辺境にこそ、残り続けるものだからね。
そうそう、以前に、出来心で、イギリス式のクリスマスプディングを本格的に作ろうと思い立ち、ドライフルーツなど入れたタネを素焼きの植木鉢に入れて焼き、それを三重ぐらいのガーゼにくるみ、冷蔵庫から出しては毎日ラム酒を刷毛で塗って、約1ヶ月ぐらいかけて作ったことがある。
写真を探したらあった!!
イヴの夜に、表面にラム酒を振りかけ火をつける!!
<そう言えば、の余談>
この一連の作業を見ていた、当時、同居の夫の母があきれ顔で「これ、腐ってるんじゃないの」と言った。
その時は、内心かなりムカッとしたけれど、ほぼ1ヶ月間だものね、そう思うのも、当然だったかも。(^^;)
実の姉にさえ「あんたは外国かぶれ」と、言われたしね。(‥;)
ところで、肝心の 『スリーピー・ホローの伝説』は、青空文庫になっていて、読むことができた。
こちらも、満足!!
<そうそう、の余談>
『クリスマスキャロル』
1998年12月24日と記してある。
息子の名前とともに8歳とある。
いつか読んでくれたらいいなーと思っていたけれど、息子が読んだ形跡は、まったく、ない。(^_-)
* * *
今日の晩ごはんは、私の好物ばっかり!!
食べ過ぎた!
おから炒め
ざっくりマッシュのポテトサラダ
ピータン豆腐(埼玉深谷市中華飯店「萬来」風 を若干アレンジ← 数々あるピータン豆腐の中で「萬来」のが一番好き)
焼き過ぎの秋刀魚(一尾、78円!!)
青梗菜と溶き卵の汁物
ごはん
おから炒めを作っているとき、「おからは、しっかり炒めなきゃ美味しくならないよ」という母の言葉を、必ず思い出す。
これでもか、これでもかというぐらい、木べらで炒めてしまう私。
母が死んで、何年経ったかなぁ、なんて思う親不孝な私ですが、母のこんな言葉はちゃんと覚えている。(^_^)v
<追記 ついでに一筆>
朝、(私的タイムで)起床したとき、なんとなく体調が悪かった。
なんだろう、だるいというか、動きたくないというか。
取りあえず、
血圧を測ったら、起きがけなのに、異常に高い数値。(上170台に、下100台)
降圧剤を飲んでソファに横になる。
かねてからの約束の予定は、キャンセル。
それで、一日を何事も無く、ゴロゴロと過ごし、
就寝前、2時間あまりの時間帯、また体調が思わしくなくなり、
取りあえず、
血圧を測ったら、何度測っても、オヤオヤ、興味津々なほど低い。
上が80前後(70ぐらいの数値もあった)、下が63。(50台の数値もあった)
なんじゃ、これ、である。
それで、
血圧計が2台、通常の肘関節辺りでの計測用と、手首でのコンパクト計測用(旅行用)が、あるので両方で測ってみたけれど、血管の位置の差があるが、ほとんど数値の差はなかった。
なるほど、まぁ、生きているということの、これも断片である。
妙に納得。
さて、寝るか。
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