ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆『64 ロクヨン』(上下) 横山秀夫 文春文庫

  

 日付的には、昨日の日曜日になってしまったけれど、『64 ロクヨン 前編』の映画を観てきた。
 封切り二日目。

 映画を見終わって、8階のシネコンから、ソッコー、同じビルの3階にある本屋さんへ直行。(だいたい、これが、原作がある映画を観たときの、いつもの行動パターン。)

 平台に『64 ロクヨン』が、山ふたつ、あった。
 で、全部、上。
 山ふたつの底まで、探してみたけれど、下巻はない。
 それで、下巻はアマゾンで買おうかと思った時、店員さんが私の横を通った。
 それで、私は訊いた。
 「これの、下巻ありますか?」
 彼は答えた。
 「ありますよ」
 そして彼は、私がしたように、『64 ロクヨン』の山を、ささっーっと底まで調べた。
 「ないでしょ。全部、上」と私。
 彼は、唖然として、棚差しの方も調べて、下巻が1冊もないことを知ると、「ちょっと待ってて下さい」と言って、いなくなった。
 ほんの数分で、『64 ロクヨン』の下巻を手に持って現れた。
 「3冊しか、もうないです」だって。
 バックヤードに隠しておくなってーの!

 その下巻1冊と、私はちゃんと上巻も買ったのです!!
 因みに上巻は、平台に46冊あった。(こういうふうに、すぐ、冊数数えちゃうんだよねー。いわゆる習性?)
 
 昨日、封切られて、映画を観た人たちが、成り行き知りたさに、下巻ばっかり買っちゃったんだね。
 多分、二日で、下巻、48冊は、確実に売れているに違いない!
 至急、入荷の手配したにちがいない。きっと。
 前編上映中が、勝負だね。

 とりあえず、上巻を読了。

 映画ではてな? と思ったところは、原作を読んで、なるほどと理解したというか納得した。
 で、この上巻、もう、まったく丁度、イイところで、終わった。
 見事に引きずるっていう感じ。
 目の前に、下巻があるんだもの、読んじゃうよね~。
 
 私、9日は午前9時半に、電気の工事屋さんが来て、午後から、東京でなんです。
 でも、こりゃ、徹夜だわ。

 映画は、なかなかエンターティメントに徹しており面白かったです!!
 

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