ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇『Demian』  Herman Hesse

遂に、原文『Demian』 を入手。
お宝、到着に、「きゃ〜!!」っていう感じです。
久しぶりの高揚感です〜。

いつになく、苦みばしったヘッセのこの表情、いいですね〜。

「イヒヒヒヒ」と、なぜか忍び笑いが込み上げてきます。
そーっと、表紙を開きます。


とりあえず、注目は、ここです!!
ここから!です。


相良守峯の翻訳は、こうです。

文語調の趣が感じられます。


高橋健二の翻訳です。

一番、馴れ親しんだ翻訳者です。
私が読んだドイツ文学の殆どが、高橋健二翻訳です。

酒寄進一の翻訳です。

酒寄の表現は、より文学的ですね。

それぞれのドイツ語への思いというか、それぞれの時代を担ったというか背負ったというか、ドイツ語への意識の濃さ深さを感じますね。

私なんぞは、正規の独文を習得して折らず、現地で耳で覚えたのと、NHKの「旅するドイツ語」が基本ですから、こんな"軽み"ですかね。
「私は自分自身の、思いのままに生きたかっただけだ。
 それが、なぜ、そんなに困難なことになってしまったのだ。」


うむ〜、勉強になる。
それにしても、ドイツ語、難しい。
難し過ぎる。
辞書の字も小さいし、目が痛くなる。


気付くと、窓の外は、もう真っ暗。
晩ごはん、あるもので、済ませよう。(^_^)v

そうだ!
ゆで卵のサンドイッチがあるんだった!!

それにしても、あらためて、ヘッセは、いいなぁ。

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