ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇『考える人』    坪内祐三 著   新潮文庫

どの人から読んでもいい。
だから気分転換にとても良い。

ただ、弊害もある。
気分転換のつもりが、奥の部屋の本棚へ行って、書かれている作家や評論家の、昔に読んだ本を、見つけてしまう。

ああ、見つけたか、である。
これがまた、始末に悪い。

それを手に取ったら、もうお仕舞い。
仕事をせずに、読み耽ってしまう。

幸田文も、吉田健一も、須賀敦子も、小林秀雄も、福田恒存も。

そういう具合で、8月になってしまったのです。

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