ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ ハノーファーHannover で 射撃祭 Schützenfest に遭遇!

 そうだっ!ツェレ(Celle)へ、行こう!!
 (ん? どっかで聞いたことがあるなぁ)

 ハノーファー(Hannover)にいるのだから ここはもう北ドイツの真珠と言われているツェレ(Celle)でしょうと思い、朝食後、午前9時半ごろホテルを出た。

 すると、延々歩道に場所取りをしている人がワンサカ、ワンサカ!!
 これは、なんだ? 

 またまた、なんじゃ、これ? である。
 
 以前にスペインのネルハで経験したカソリックのプロセッションだろうかと思ったら、まるで違った。

 こちらは、6月30日に行われる射撃祭(Schützenfest)シュッツェンフェストというものだった。

                 

 ハノーファーの射撃祭は世界一なんだそうだ。

                 

 ところで、そもそも射撃祭とは、なんぞや?
 たまたま私の隣にいた明らかに地元の名士っていう感じのお婆さんにお伺いすると、狩猟が盛んだった時代に、射撃の技を競ったそうな。(お婆さんは、パレード中の男性たちから、花束をいっぱいもらって、ハグもしていた!!)
 その名残がドイツ各地に残っていて、伝統的な衣装で正装し、ブラスバンドの演奏や、消防団や友好団体などもこのツークZug、つまりパレードをするのだそうな。
 約180ほどの団体1万5000人が、10キロの道のりを行進するらしい。
 地元の人、観光客でおおよそ25万人ほども集まるという。

 つくづく私は、珍しいイベントやデモ、集会に遭遇してしまう質(タチ)らしい。(^^;)

               
 歩道は、みんな手に手にビールを持って、大賑わい。
 地元の人と観光客は一目瞭然。
 ジモッティは、街路樹の木陰に陣取り、まずは椅子で場所確保、そしてビールやちょっとした食べ物など、水も万端準備をして、事前に運んだ椅子に鎮座している!!
 観光客は、手にカフェのビアジョッキのみ(^_^)v
 

 行進している人は、35℃近い炎天下。
 路肩ではマラソン並に水分補給のブースが設置されていた。
 救急車も、ポイント毎に待機していた。

               

               

 市庁舎ロートハウスRothaus の前に、いったん集合。 


 市庁舎広場の近くにある教会のそばで、休憩しているらしい団体。
                

 その教会は、壁しかない。

                
 因みに手前に写っている車はパトカー。
 
 
 私は、ここでZugに別れを告げて、ツェレ(Celle)へ行くために、ハノーファー中央駅へ行く。
 この射撃祭(Schützenfest)のZug パレードの到着点が、教会なのかどこなのか見届けたくて、私は1キロ以上、歩いてしまった。(^_^)v
 結局、ツェレ(Celle)への日帰り旅を優先して、射撃祭のおしまし到着点を見届けられなかったけれど。(^_^;)









 

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