少年が二人、北緯36度を、新宿の公園からスタートして西へ西へと向かってゆくお話し。
日本列島の東側は太平洋だけど、西側は、湖みたいな日本海があって、その向こう岸には朝鮮半島があって、中国があって、それでユーラシア大陸を、更に、ずっとずっと行くと、トルコがあって、ボスポラス海峡に到着。
海峡の向こうはヨーロッパ。
当たり前な道程なはずなんだけど、実はこの西へ西へと行く発想は案外、現代の日本人には意外かも。
小林豊の描く一ページ、一ページをめくっていくと、それはそれは、はっ!と気付いたりする世界を覗いてしまう。
『せかいでいちばん美しいぼくの村』の、あのヤモも、ちゃんと描かれている。
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