ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇『てつほうの鳴る浜』   森川成美 作  小学館

今ごろ、書評の〆切りを確認(^_^;)
5日あたりだと思っていたら、13日でした。


森川さんの『てつほうの鳴る浜』 から書こう。
テーマが、私の興味と被っており、こういう本は、書評も書きやすい。

元寇で、使用され、日本人が初めて目にし“てつはう”は火薬を用いた武器 。
これは銃弾が出る武器ではなく、どちらかというと手榴弾のカテゴリーらしい。

2001年だったかな。
“てつはう”が、佐賀県伊万里湾内の鷹島沖10㌔あたりの海底から、ほぼ原形を残し発掘された。

この作品の舞台である。

鷹島は2度の元寇で、モンゴル人が上陸しており、島民はほぼすべて虐殺されたという。

それにしても、一般的には、“てつはう”と表記されるが、森川さんは“てつほう”としたのは、なぜだろう。

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