この本がIBBYの推薦図書に選ばれました。
札幌にある高次脳機能障害者の自立支援施設 <Re~らぶ> では、毎週水曜日の午後1時から絵本の読みあいを行っている。
絵本を選び読むのは、地域のボランティアのグループ。
絵本を読みあってから、<Re~らぶ> の利用者さんたちが、司会をしてその絵本について、思い思いに語りあうのです。
それを始めてから今年で、10年、経ったという。
そのドキュメンタリーだ。
Re~らぶの活動に於いても、この本が書店に並ぶまでも、私にとっては、とても縁があり、感慨が深い。
なによりも、なによりも、私にとって縁の深い方々が、深く深く関わってくれている本なのである。
高次脳機能障害という病気もまだまだ、認知されていないようだ。
それを、知ってもらえるかも知れない本だと思う。
そして、絵本を読むって、こんなに、面白いの! て思える本だ。
ある意味、作家の意図も、例えば国語の授業のような、そんな解釈も、全部、カンケーナイ!! そんな意見の続出に、なんか、絵本って、いいなーと思えてしまうのだ。
絵本の、たったひとことの単語だったり、たった1ページの絵だったり、そこに、匂いや、過去や、さっき会った人とか、パチンコで負けた話しや、夫のへそくりを見つけた話しや、とてつもなく膨大で壮大な物語を始めるのである。
私は、この世の中の荒波にもまれ、世の中のやるせなさを知りつつ生きてきて、それでまだ感動するということを、我が身にあることに気付いた。
お題目ではない、マジ、「絵本の力!」ってあるのかもと、思ってしまったのだ。
この活動に共感し協力して下さり、また世間に向けて発進しつづけてくれた、後藤竜二氏、小林豊氏、そして村中李衣氏、この方々は、本当に素晴らしい。
手弁当で東京と札幌へ通い取材し、この本を出版してくれる版元を、一生懸命あたって下さった編集者の池田春子氏に、頭がさがる。
私には、できない。
そして、出版して下さった、かもがわ出版に、編集者の三輪ほう子さんに、こんな出版事情が厳しい状況にあって、ただただ、ただ感謝あるのみ、です。
※ 国際児童図書評議会(IBBY)は、障害の有無に関わらず、すべての子どもたちが読書を楽しむことを目的に、「IBBY障害児図書資料センター」を作りました。
IBBY障害児図書資料センターでは、2年に一度、各国支部から推薦本を募り、特に際立った本を "IBBY Outstanding Books for Young People with Disabilities Selection" (IBBY障害児図書資料センター推薦図書)として、世界に発信しています。
と、いうのが、IBBYです。
私も、ちょっと詳しくなく、この本を、手弁当で編集製作にかかわったフリーの編集者、池田春子さんと、この本を出版して下さった、かもがわ出版の三輪ほう子さんが、教えてくださいました。
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