ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ 『さくらのまち』 小林豊 作・絵 校正出版

                    

 北関東に住んでいた時、とっても驚いたことは、雷がすごい!ということだった。
 
 この絵本のこのページを開いた時、これはまさに、まぎれもなく、関東の風景だと思ったものである。
 


 関東では、こういう稲妻が空を覆う。
 先日も東京に行ったおり、耳をつんざくような雷鳴が何度も何度もとどろいた。



 

 絵本の一ページ目は、俯瞰の隅田川。  
 この隅田川に架かる橋の全部を渡ってみた。
 かすか遠くに筑波山と富士山が描かれている。

 

           墨堤の桜と満月。 
           さすが、日本画家が描く絵本だと感心してしまう。


 絵本『さくらのまち』 
 ちょっと時季が違うけれどね。
 私の好きな絵本の一冊。
 

 小林さんは、江戸、深川の出身で、彼の大好きな地域を描いた絵本である。


 
 昨日のテレビのニュースで、凄まじい雷の映像を見て、この絵本の、あの桜と稲妻を思い出した次第。

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