ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇『あした、また学校で』 工藤純子 作 講談社

                      
 工藤純子さんの新刊の書影がでた。
 発売は10月31日。
 楽しみ!!

 工藤さんは、ずっと学校における子どもたちの問題について、作品やツイッターでも発信してきた。
 私も、大いに共感するところがあり、この新刊発売を待ち遠しく思っていた。


 学校と言う場所において、その閉鎖性はいうまでもなく、連綿と続く無為無策な子どもへの対応は、怒りが湧いてくる。



 講談社が新刊案内に内容を記しているので、勝手に転載してしまう!!(これって、イケナイ行為かな)
 以下。



 月曜の朝、小六の一将(かずまさ)に声をかけたのは、幼なじみの咲良(さくら)でした。
「一将の弟、荻野先生に怒られて泣いてたよ」。
 運動が苦手な弟の将人(まさと)は、「できない子は朝練に来て」と先生に言われたのに練習に行かず、しかられたのです。
 でも、将人にとって、数ある運動のなかで、大縄飛びは「できる」に入ります。将人は怒られなくてはならなかったのか、そもそも 大会に勝つことが、そんなに大事なのだろうか……。
 一将のもやもやを咲良が大問題に発展させていくうちに、一将も咲良も、そして代表委員会メンバーの五年生も六年生も、ひとつのクエッションに突き当たることになりました。
 「学校は、だれのものか?」。小学校高学年の彼らは、この答えにたどり着くことができるのでしょうか。【対象:小学上級以上】

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