チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

ミックスブーム

2006-01-02 23:38:21 | 身近な出来事
 ぎりぎりにならないと準備をはじめないという私の癖は年賀状でもしっかりと発揮されている。昨年末も年末ギリギリになって慌てて書き始めた。旅行先で書くつもりで準備したが、住所がよくわかない友人などもあり、結局年賀状をいただいてから返事を書いていた。

 今年いただいた年賀状を見ていて気がついたことがある。

 戌年ということから犬の写真や絵が印刷されたはがきが多いが、その犬のほとんどは洋犬。犬種はよくしらないが日本の犬ではないものが多い。そういえば今朝の新聞記事に昨年登録された犬の頭数別順位があった。総頭数の75%までの犬種がのっていたが、そこには日本犬は一種類もなかった。同じ記事に30年くらい前がどうだったかもあったが、そこでは日本犬がほとんどすべてを占めていた。

 確かに洋犬は個性的な犬が多いし見栄えもする。種類も豊富で、家の中で飼うような小型犬は日本犬には見当たらない。洋犬が増えている理由もわかる気がする。

 今日見たテレビ番組で、アメリカでは「ミックス犬」がブームになっているといっていた。種類の違う犬を掛け合わせて(ミックスして)、より個性的な犬となったものをミックス犬というらしい。アメリカで販売される犬のうち、最近もっとも多いのがこのミックス犬だそうだ。

 人間の好みで生物を作っているような感覚に若干抵抗をかんじないこともない。でも草木や食べ物の世界ではこのようなミックスは当たり前のことだし、私が何か偏見を持っているのかもしれない。偏見を取り除くと、ミックス犬はさまざまな人種が住んでいるアメリカらしいおおらかさを感じないでもない。

 そういえばうちの犬もミックス犬だった。うちには2匹の犬がいるが、一匹はシェツトランドコリーと柴犬のミックスを母親とし、日本犬のミックスを父親として生まれてきた犬。ミックス犬が欲しかったというのではなく結果的にそうなった。もう一匹は拾ってきた犬なので、流れはよくわからないが、たぶん日本犬のミックス。

 ミックスになる前の種類が持っていた個性的なところをひっぱってきているのかはよくわからないが、二匹ともどこか変わっていておもしろい。