チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

これからは女性とゲイの時代

2008-09-30 13:19:40 | 覚えておきたい考え
「男性のまわりに女性が集まるのではなく、力のある女性のまわりに男性が寄り沿う時代」という話をある人Webサイトで読んだ。
この話に大変納得し自分自身の考えをまとめてみた。

変化が急速に進み、予想もできないことが次々とおきる不透明な時代。こんな時代にはコミュニケーション力、バランス感覚、不確実な中で進んでいける勇気を持つことがリーダーに不可欠な条件ではないかと思っている。 

一般的に女性はこれらの点で男性よりも優れているのではないかと感じている。

一方で多くの日本人男性が持っている女性に対する価値観、また多くの日本人女性が持っている価値観が、女性の持つ優れた能力を発揮する上での妨げになつているように思っている。

私が企業の人事部で採用に関わった経験として、面接の対応、学生時代に取り組んできたことなどを聞いていると、ほぼ全ての採用枠を女性で埋めたいと感じることがあった。一方で、非常に優秀だと思って採用した女子学生のうち3年後にその存在が明確な女性は5人に1人いればいいほう。企業に入ってから伸びる確立は男子学生おほうがはるかに高いように感じる。これは私の企業の特徴であって一般的な傾向ではないのかもしれないけれど、女性の強みを生かしながら育成することが、これからの企業戦略にとってたいへん重要だと感じている。女性も自分自身の強みを強く意識して、力を発揮する機会を貪欲に求めていくことが大切だと思う。

「ダイバーシティを推進するには、ゲイを積極的に雇うことが重要なんですよ・・・」という話もこのWebサイトでは語られていた。
これにも大変納得している。

私の組織にはゲイがいるが、彼・彼女?が作り出す空間は周囲に男だとか女だとかをあまり意識させなくなるものがあり、この中世的な感覚が職場のフラット感やオープンなコミュニケーションにとても貢献しているように感じる。

同質なものが集まると競争が始まる。競争は成長にとって不可欠なものだと思うけれど競争だけだと擦り切れてしまうし、変化が激しい時代にはフォーカスを狭くしてしまったり、柔軟性を失わせたり、無用なエネルギーの消費による共倒れの危険をはらんでいると思う。
競争と同時に協同が重要な時代。異質なものが入ってきて、それがしっかり機能するとそこには大きな協同のチャンスがやってくる。

『世界がもし100人の村だったら』の中では同性愛者は10人だと書いてあった。確か女性は53人?だったかな。

女性やゲイがもっと活躍する時代になれば、組織やそして世の中はよいところになるのかどうか私にはわからないけれど、もっと柔軟な場所になる気がする。

私はこんな世の中を期待しているな。

「好き」という感情

2008-09-29 23:34:21 | 身近な出来事
NHK大河ドラマ「篤姫」がクランクアップを迎えたというニュースを見た。

「篤姫」には突然興味が沸いて9月になってから毎週欠かさず見ている。そこに描かれている日本人の感情や日本文化が持つ静寂、そして華やかさがとても好きだ。

「篤姫」を演じている時の宮崎あおいには特別な感情は持たないものの、宮崎あおいはとても好きな女優。

小さな顔にあふれんばかりの笑顔がとても好き。純粋さを感じるところ、そして一途さをかんじさせるところ、弱さをかんじさせるところ、強さをかんじさせるところ、そんなところが好きだ。声にそんないろいろな内面が現れているところもすごく好きだ。

「篤姫」のクランクアップのニュースを読んでいて、記事の中にまた宮崎あおいの好きなところを見つけた。

「放送ではすでに死去した夫の徳川家定役の堺雅人(34)が、サプライズで花束贈呈に現れると、宮崎は感激のあまりに泣き崩れた。「堺さんとは強烈な出会いだったのですが、今はもう亡くなっているので、こうして生きてくれているだけでうれしい…。台本に『好き』と書いてあるから、好きになったのではなくて、自然な感情で、私自身が堺さんを好きになったんです。大好きです」。」

こんな風に自分自身の感情を表現できるその感受性、リアル感がたまらない。

「好き」っていう感情は人を強くすると思う。

私は好き嫌いで生きているから、好きと思える時とそうでない時の自分自身の感情の違い、エネルギーの違いを強く感じているから、このことには疑いの余地がない。

私の中のエネルギーの源はいつもこの「好き」っていう感情に大きく左右されているように思う。

紫色をしたろうそく

2008-09-28 19:30:30 | 何気ない時間
素敵な香りがするろうそくを探している。

一日の疲れやストレスを癒してくれる素敵な香りがするろうそく。
静かな時間をさらに静寂な時にいざなう光と香り。

少し大きめの光が欲しいから、芯は大きめで握りこぶしくらいのサイズがあるろうそくがいいかもしれない。光や香りとは直接関係ないけれど、ろうそうくの色にも好みがある。赤やしろではなく紫がいい。そう、紫のろうそくがいい。

香りは紫だからラベンダーを思い浮かべる。ラベンダーがあればそれも手に入れたいけれど、それ以外の香りも楽しみたい。

何の香りがいいんだろう。
爽やかな香りというよりは、少し深さを感じる香りがいい。

香りのことには詳しくないから手にとって香りを確かめて買いたい。プロバンスやコートダジュールでは素敵なろうそくを売っている店をたくさん見た。近くであればすぐにでも飛んで行きたいんだけれど、遠すぎてすぐにはいけない。

早く手に入れたい気持ちと、それを手に入れることを楽しみにして待っている気持ちがある。

欲しいものがあるのは嬉しい。

美味しいこと

2008-09-27 20:29:53 | 身近な出来事
コースは前菜2品、メインに魚と肉が1品づつの2品、デザートも2品。
素材は有機栽培の野菜と果物、チーズや卵、魚や肉もクオリティーがよいことが目から伝わってくる。調味料も仕上げに使うバルサミコや他のソース類もよいものが揃っている。

調理器具はプロの調理器具。
レシピはプロのレシピ。
そしてプロが調理を指導してくれる。

2週間前のことだけれど、ドイツの会社のチームでチームビルディングを目的としてみんなで一緒に料理を作った。
場所は会社のキッチン。今期のチーム目標の振り返りや上半期達成状況のレビューといったビジネスパートのミーティングを終えた後、チーム全員が同じエプロンと帽子をかぶって料理を作った。



多くの人と一緒に料理を作ることは小学生のころの家庭科実習以来なかった。
確かあの時はカレーライスとほうれん草の油いためを作ったことが記憶に鮮明に残っている。

いやそういえば、小学校の野外活動でもカレーライスを作ったな。
それに6年くらい前にも、友人達とキャンプに行って料理を作った。

料理を作る回数が少ないからだろうか、それともみんなで一緒に料理を作ることが楽しいからだろうか、とにかく料理の記憶があとあとまで残ることにも気がついた。

美味しい料理をたべ、それをチームで作り上げた喜びを感じ、そんな素敵な時間を共有していることになんともいえない幸福感を感じた。

こんなイベントを日本でやってみるのもいいな。

私は2人の女性とともに前菜の一品目を担当した。リコッタとパルメザンチーズを軽く炒めた団子とルッコラサラダのバルサミコ風味。お皿にはイチジクのスライスも添えられる。

出来上がりはこれ。



美味しいものができるといいなという思いと、素材もレシピも調理方法がよくても口に合わないものもあるので、美味しいと思って食べれるのかという疑問を持ちながら作った。

6組に分かれて取り組んだ料理の準備ができた後、みんなで一つのテーブルを囲んで食事を始めた。私が担当した料理がこのディナーの一品目。

リコッタとパルメザンチーズの団子にナイフを入れ、口に運ぶ。

美味しい!

周囲の人も「美味しい!」といって食べている。
皿に添えているイチジクとの相性もとてもいい。バルサミコの酸味とチーズの相性もとてもよくて、ルッコラの食感とその味が前菜らしさを協調している。
とてもチームワークがいい感じの料理で、これから出てくる料理を楽しみにさせるそんな前菜としての大切な役割を果たしている。


貴方は私のことを知らない

2008-09-27 06:03:20 | 身近な出来事
ガラスの内側にいる女性の口元が語りかけている。

細く突き出す唇

横に開く唇

ここで微笑みが入る。

丸く開く唇

丸く突き出す唇


最初の二つの唇で何を伝えたいのかはわかっていた。
途中の微笑みはちゃんと伝わっているかどうかが心配だったんだよね。
それも伝わっているから安心していいよ。

でも、本当は違うんだよ。
あなたは誤解している。
あなたは私のことを知らない。

もちろんあなたは私のことを知らなくて当然。
だつて今の瞬間に始めて会ったんだから。

心配しなくてもいい、それはあなただけじゃないから。
この街の多くの人はきっとそう思っている。
そのことを私は経験的に知っているから。

あなたがいいたいこと、それは、

細く突き出す唇、 に

横に開く唇、 い

丸く開く唇、 は

丸く突き出す唇、 お


「ニイハオ」 だよね。

違うよ。私は日本人だから。「こんばんは」と言ってくれ。
「こんばんは」を知らなければ、「おはよおごぜえます」でもいい。今は夜だけど。

私は気持ちよく酔っ払っているから、愛嬌を降りまいてくれただけでも本当は嬉しいんだ。

それに、酔っ払うと自分が今どこにいるかが判らなくなる。ここは日本?それとも中国?ドイツかな?いやアントワープのはず。

でも、どこでもいいよ。酔っ払ってしまったらどこもいっしょ。

本当はもう一件飲みにいきたいけれど、ガラスの向こうのあなたは付き合ってくれそうにないし、しかたないから帰るか。

おやすみなさい。名前も知らない素敵なあなた。

夕暮れ時とワイン

2008-09-26 05:26:31 | 身近な出来事
夕暮れ時を西に向ってハイウェイーを走る。
太陽は今日一日の役割を終えてその姿は隠してしまったものの、西の空にはまだオレンジ色の余韻を残している。

カーオーディオからはノラ・ジョーンズのジャズが流れている。曲名は知らないけれど、夕暮れ時にとても似合う曲。

ドイツからオランダを走ってベルギーに入ったから、追い越し車線を猛スピードで追い越していく車もいない。

世界には、沈んだ太陽が残したオレンジ色の空と、ノラ・ジョーンズの音楽と、そし私しかいない。
さっきまで頭の中を賑わせいた今日一日の出来事も今は遠いかなたに行ってしまった。

西に向って走るのはアントワープのアパートに帰るためだけれど、今この瞬間はどこに向っていようが問題ではない。今のこの時間がとても心地いい。

今決めていることは、アントワープが近づいたらカーオーディオをFMラジオに切り替えてCrooze FMを聞くこと。お気に入りのラジオを聴きながら夕暮れ時のクルージングを楽しむこと。

少しお腹もすいてきた。そういえば今日はベルギーで11時まで仕事をして、1時からからのドイツでの会議に出るために、昼食をとらずに移動したので、お腹もすいて当然だろう。

昨日も一昨日もアパートで簡単な食事で済ませたこともあって、今日はゆったりとした食事をとりたい気分がしている。久しぶりに寿司を食べに行ってもいいし、行きつけの自宅近くのベルギーレストランで食事をするのもいい。どちらもとびきり美味しい料理をだしてくれることをよく知っているから。

ワインも飲みたいな。今の気分にはワインが一番合う気がする。本当は誰か一緒に食事をしてくれる人がいると嬉しいんだけれど。話はしてくれなくてもいいからただ一緒にワインを飲みながら食事をしてくれたらそれでいい。

最初は白ワイン。ドライな口当たり、でものど越しに少しの甘さを感じるしっかり冷やされた白ワインを飲みたい。きっとそのワインはフランス産。ドイツワインもイタリアのワインも、スペインのワインもだめだ。今の気分はとにかくフランス産の白ワイン。

2杯目はロゼにするか赤ワインにするか迷うところだけれど、赤ワインにする。これもやっぱりフランス産。そしてボルドーがブルゴーニュかに迷うから間をとってコート・デュ・ローヌを選ぶ。白ワインと同じくドライなすっきりした飲み心地で、かつ今の夕暮れの空のようなオレンジ色の大地を感じさせる、そんな余韻を引き連れているワイン。

3杯目は迷わず赤ワイン。料理は魚料理を頼むんだけれど、3杯目はフルボディーの赤ワインが飲みたい。

まだ飲んでもいないのに気分はもう3杯目のワインを楽しんでいる。
今晩は少し飲みすぎるかもしれない。

愛が生まれた時

2008-09-25 04:44:08 | 大切な人
時間が経つにつれベルギー人のことがとても好きになってきている。
正確には会社の人達と、アントワープのアパートの近くで出会う人たちと、何軒かでかけたアントワープのレストランやショップで出会った人たち。

みんなとても優しい。わかりにくい部分も含めてとてもわかりやすい。そしてとてもチャーミング。
これらは私の大切にしている価値観とも共通するもの。だから魅かれるのかなとも思う。

こんな人たちと過ごす日々、自分自身が等身大でいて安全な感じがするし、等身大の自分に戻っていく感覚もしている。

ドイツとベルギー、隣同士の国なのに、私のドイツの家からアントワープまでは200kmしかないのに、なんでこんなに違うんだろう。
私はドイツ人も好きだけれど、ベルギー人と接するときはドイツ人と接している時とは違う感覚を受ける。ドイツ人とは何か共有しているものを感じる。それはお互いに元気な部分で接し、そこでお互いの共通点を見出しているような気がする。だからドイツにいると元気になる。元気でいないといけない気がする。普通に元気な時は元気よく、元気が無いときは「体調が悪い」というその部分にエネルギーを見出し元気になり(わかりにくい表現!)、すごく極端な表現かもしれないけれど、とにかく元気な時も元気でない時もエネルギーを使っている感じがする。

ベルギーの人とはもっと静かなところで共有しているものがある気がする。「ほら、こうだと嬉しいでしょ」みたいな人の内側にあるなにか優しいものを共有している気がする。それが私のことばだと優しさだったり、チャーミングな部分だったりするのだろう。

ベルギー人の女性ともドイツ人の女性ともつきあったことはない。
あくまで想像に過ぎないけれど、ドイツ人の女性と付き合うと激しい恋が生まれそうな気がする。合うところではべったべたで、合わないところは闘争。
ベルギー人の女性とは磁石みたいな関係になりそうな気がする。けんかもするかもしれないけれど、N極とN極のようなけんかはしない。強い磁石ではなくて弱い磁石。微妙なバランスでくっついている。

こんな経験をするのだろうか?

願望が無いとはいえない。
でもきっとしないと思う。

イライラ

2008-09-24 19:56:31 | 覚えておきたい考え
ちょっとしたことにイライラする私がいる。

車で信号待ちをしていて、信号が青に変わったのに直ぐに走り出さない私の前の車にイライラする。
夜の交差点で、交差点を横切る車がいないのに、赤信号でしばらく待たされてイライラする。
高速道路の追い越し車線をゆっくりと走って、走行車線のトラックを追い越していくトラックや乗用車の後ろを走ってイライラする。

要領の得ない話、回りくどい話を聞いてイライラする。
もう少し自分で考えてみたらといいたくなるような相談をされてイライラする。

自分自身の仕事の要領が悪くてイライラする。
仕事の返事がすぐに帰ってこなくてイライラする。

いろいろなことで待たされてイライラする。
私自身がイメージしていたことと違う結果がでてきてイライラする。
私の気持ちがを十分に伝わらなくて、伝えられなくてイライラする。

ダンスが踊れなくてイライラする。
歌の音程がとれなくてイライラする。

天気が悪くてイライラする。
道路にとまっているはとが飛び立たなくてイライラする。

なんでこんなにイライラするのだろうと考えてみた。
イライラする理由は私なりにあることは間違いない。
でも私以外の人は私のようにイライラしないのではないかと思う。根拠はないけれどなんとなくそんな感じがする。
もしそうだとしたら、イライラするのは私自身の問題。
たとえば私の忍耐の問題、私に忍耐が足りないのかもしれない。
忍耐以前に、私が短気だからイライラするのかもしれない。
私がワガママだからイライラするのかもしれない。
これらの理由は全て正しいように思う。

でも、イライラする感覚は最近特に強いように感じる。

何かを急いでいるような気がする。
やりたいこと、やらなければいけないこと、仕事もプライベートもいろんなことが頭の中にあって、そのことであわてているのかもしれない。

私の価値観には『楽しむ』というものがある。こんなにイライラしていてはちっとも楽しくないし、やりたいことであつても、あわててばたばたやったのではちっとも楽しくない。

イライラするのはやめたい。
いややめる!

石田純一の思い込み

2008-09-23 23:36:26 | 身近な出来事
「石田純一に似ている」「立ち姿や声の感じがそっくり」と知り合いの女性に言われる。会うたびに必ず言われるので、その女性の顔を見れば石田純一の顔が浮かんでくる。

その女性はニコニコしながら話すので「石田純一に似ている」というのは悪意を持って行っているのではないと思う。
「それはどういうことなの?私のことをいいように言ってくれているの?」とはたずねたりしない。というのも、私自身よっぽどひどいと思っている芸能人に似ていると言われない限りは悪い気はしないから、きっと私のことをよくいってくれているのだろうと勝手に思い込んでいる。

インターネットのニュースで雑誌「anan」の好きな男・嫌いな男ランキングが発表されたという記事を見た。興味を持ったので情報を検索してみると、今年の情報の一部とともに、インターネット上に過去10年のランキングをまとめているサイトをみつけた。

で、石田純一はどうなの?と興味が湧きリストを眺めてみる。
今年の好きな男ランキング上位には入っていない。
過去10年の好きな男上位10にも名前はでていない。

因みに嫌いな男ランキングを見てみる。

お!

石田純一の名前がある。それもたくさん。

1999年 8位
2000年 7位
2001年 8位
2004年 9位
2005年 2位

どうやら巷では石田純一というのは嫌いな男らしい。ということは「石田純一に似ている」ということは決して嬉しいと思うことではないのだろう。

舞い上がってはいないけれど、少しだけいい気分になった自分が情けない。

思い込みってあぶない。
これだけに限らず、きっといろんなところで思い込みをしているんだろう。思い込みでいい気持ちになったり、腹をたてたり、わかったつもりになったり、わからない気持ちになったり。

気力が充実した月曜日

2008-09-22 04:50:16 | 身近な出来事
新しい一週間が始まる。
先週の月曜日とはずいぶん違う感覚を感じている。
先週はどちらかというと地に足が着いていない感じ。いろんなことに浮き足立っていた。

今週をスタートする今の気持ち、気力はとても充実している。この一週間が始まることがとても楽しみな感じがある。
楽しいイベントがあるわけではない。どちらかというと気分的にはしんどいことをいくつもやる必要がある。

でも、それをいやだとは全く思っていない。早く終わらせてしまいたいとも思っていない。しんどいことを楽しもうとまでは思えていないけれど、それをいい形で迎えて、そこで私が出来る限りのことをやりたいと思っている。

結果はある程度予測できるものもあるし、全く予想できないものもある。

何も恐れるものはない。
精一杯やるだけ。

心が熱くなるイベント

2008-09-21 23:42:00 | 身近な出来事
土曜日の午後から夜にかけてベルギーの会社の40周年記念イベントがあった。
私のチームのメンバーが中心になって、各部門から参加するボランティアと一緒になって企画を進めてきたイベント。彼らが準備にむけて取り組んできた過程を見てきて、ぜひ成功して欲しいと願っていた。

社員と家族あわせて700人が参加するイベント。会場は会社の敷地内。イベントのメインとなるパーティは夕方6時から始まるが、午後から夕方にかけては子供たちが楽しめる数多くの企画が組まれ、施設見学も組み込まれた。40周年を感じられるように過去の製品の展示もされた。

天気は絶好のイベント日和の快晴となり、気温も心地よい暖かさ。

開始に少し遅れて会場に到着した時の最初の印象は、まだあまりたくさんの人が着ていない印象だった。受付にいくとこのイベントの準備を進めてきた企画メンバーに加え、ボランティアのメンバーが揃いの黒のシャツを着て笑顔で迎えてくれた。
そして会場にいた社員の表情も、また子供たちの顔にもたくさんの笑顔があった。
フェイスペインティングをしている子供、トランポリンで跳ね回っている子供、子供に混じって遊んでいる大人もいる。そんな子供たちを見ながら楽しそうに話をしている大人たち。
イベントの実際の企画・運営に携わるイベント会社のリーダーがとてもいい表情をしていた。そしてそこで働くスタッフもとてもいい表情としている。
こんな光景を見たとき、まだ集まっている人数は少ないけれど、このイベントは成功したなと強く感じた。

夕方6時になり、いよいよイベントのメインとなるパーティーが始まった。
社長の挨拶、トンボラのあとビュッフェ形式の食事。豪華さはないが、カジュアルでとても心地よい感じ。料理の味もまずまず、また何よりお酒が美味しいのがいい。私のチームメンバーはずっと働いているので、ゆっくりと食事やお酒を楽しむのは気が引けたがそれでもおいしいお酒が入るにつれとてもリラックスして気持ちが良くなってくる。

会場を歩き回り、そこにいる人達の表情を見るとみなとても良い表情をしている。
家族を交えて会社の仲間と食事をし、お酒を飲んでいる。食事に飽きた子供たちは子供たち同士で外にでて、おいかけあいこをしたり、芝生の上でころがり周っている。

とてもいい光景。一人一人がとても愛おしく思える。心が温かくなる。

夜9時からはベルギーで人気のロックバンドも登場した。会場の一部がダンススペースになり、会場にいる人は大人も子供も思い思いのダンスを楽しんでいる。
身体を動かすことってとても素晴らしい。身体がリラックスし気持ちもさらにりラックスして楽しい気持ちが膨らんでくる。



心が熱くなるとても素晴らしいイベントになった。

素敵なあなたに

2008-09-20 17:56:43 | 身近な出来事
「スケールの大きな人になりたい」と教えてくれた。「母親がいつもそのように語りかけていた」とも話してくれた。
細かいことにはこだわらないようにしたいと思っているから、自分自身のそのような面を感じると「まだまだだな」と自分のことを責めてしまう。

仕事を変えた2年前なのか、それとももっと以前なのか、過去のいつかの時点で決心したんだと思う。「スケールの大きな人になるんだ!」って。

母親のことをすごく大切に思っていて、妹のことを大切に思っていて、だけどそんな家族がいる場所に留まっていてはいけないと感じたんだと思う。そこに留まっていると自分自身が弱くなってしまう、守られる立場になってしまうけれど、守ってくれる人が現れるのかどうか、現れないかもしれないと思い、だから自分自身が強くならないといけない、そうしたら家族も守ることができるかもしれないって思ったのかもしれない。

とても繊細で優しくて、子供のままの純真さを持っていて、本当は守られるのが似合う人なのに。守られているとその中できらきらと輝けるのに。
すごく優しいから、人を守ることができる強い人になるんだっで思ったんだろう。
責任感もすごく強い人だから。

ただ、私はあなたのありのままの姿、自然な姿がとても素敵だし、すごく美しいことを知っている。それは大きな姿をしてはいないかもしれないけれど、例えれば小さくても遠くからはっきりと見える強くて優しい光は放ち続ける夜空に浮かぶ星のようなもの。大きな夜空の中にあってもその存在をはっきりと示している。そして見る人を魅了し続ける。

だからあなたという星を、その素敵な姿を頑丈な箱の中に入れて見えなくしてしまい、そのふたの上に立って自分を大きくみせようとしている、そんなように私自身が感じるあなたのことがとても気になってしまう。

あなたのありままの姿がとっても素敵なことを信じて、隠さずにそれを出し続けて欲しい。スケールの大きな人になりたいあなたが背伸びをすることも必要だと思うし、あなたがやりたいんだからやってみればいい。

でもあなた自身のとっても素敵なところ、美しさを大切にして欲しい。
あなた自身のとっても素敵な優しさ、繊細さ、純粋さをしっかりと見つめて、それを大切にして欲しい。そしてあなた自身のことを信じてチャレンジを続けて欲しい。それがあなた自身が手に入れたいスケールの大きな人につながる道のように私にはおもえてならない。

「やさしいことは 強いこと」
もう20年前になるけれど、私にたくさんの経験をさせてくれた方が私に必要だと思いいってくれた言葉。あなたにとっても大切な言葉になるかもしれないと思い、同じ言葉を贈ります。

生きるための力

2008-09-19 03:38:32 | 覚えておきたい考え
『Vitality』(活力・生命力)を高めるためのキーワードは『NEWS』

N:Nutrition 栄養
E:Exercise  運動
W:Water   水
S:Sleep   睡眠

安全で健康的な栄養(食事)をとり、適切な運動を適当な量で行い、安全な水を十分な量飲み、睡眠をしっかりととる。
これを行っていれば『Vitality』が保たれる。『Vitality』の日本語訳は活力、生命力以外に『生きるための力』とも訳されている。

そして『Vitality』は『Emotional』(感情的な健康)と『mental』(心の健康)に大きな影響を与えている。

『Vitality』の領域は極めて個人的な領域に思えるが、個人の集合としての組織は結果として個人の『Vitality』の影響を受けているため、『Vitality』は個々人の問題だけでなく組織の問題にもなる。

このため個々人の『Vitality』を高めることは組織にとっても大切な取り組みになる。組織の中にはさまざまな人がいる。組織からの支援がなくてもすでに素晴らしい『Vitality』を持っている人もいれば、自己管理に問題があり『Vitality』に課題を持っている人もいる。
だから組織としての取り組みの主なターゲットは後者の自己管理に問題があり『Vitality』に課題を持っている人が中心になる。これらの人の『Vitality』を高めることが組織全体の『Vitality』を高めることに繋がる。

今、ここへの取り組みをしようとしている。まだまだ考えることがたくさんあるけれど、いよいよ始められそうだ。


冬の旅行

2008-09-18 10:02:46 | 身近な出来事
9月も中旬を過ぎると冬休みの旅行のことを考え始める。
特に飛行機を使った旅行をしようと思うと早めに動き出すにこしたことはない。

ヨーロッパでは数多くの格安航空会社があり、早めに予約すればするほど料金がおどろく安くなる。たとえばデュッセルドルフからバルセロナまで約2時間くらいのフライトの往復でも半年くらい前に申し込めば料金が9ユーロ(約1400円)といったもののある。最終的には空港税だなんだで値段は60ユーロ(約9000円)位にはなるけれど、それにしても驚くほどの安さ。

折角ヨーロッパに住んでいるのだから、冬の旅行もヨーロッパを旅すればいいのだけれど、あまり行きたい場所が思い浮かばない。以前はスイスにスキーにでかけたりもしたが、今は寒いのは避けたい感じ。スキー場まで寒くは無くても、ヨーロッパの冬はあまり旅行に適した季節ではない。

昨年でかけたスペインバルセロナやアンダルシア地方は心地よい寒さで旅行にはよかったがもう一度でかける気にはなれない。トルコの地中海側やイタリアのシチリア島も温暖な気候ではあるものの、できれば夏に訪れたい場所で、冬にでかける気になれない。

こんなことから過去には、アメリカのフロリダに行ったり、カリブ海にいったり、エジプトにでかけたりしていた。これらの場所は冬の旅行としては理想的な場所だけれどもう一度でかける気にはなれない。

暖かいところではアラブ首長国連邦のドバイも候補にあがるが、ここも過去に旅行をしたこともあるし、何といっても人工的な都市が気に入らない。
アフリカのサハラツアー、インド洋セイシェル諸島、これらにも惹かれるが、料金が高すぎて残念ながらでかけれらない。

昨年アイスランドにでかけた方からすごく良かったと教えてもらった。火山の島アイスランドには温泉が沸き、自然が美しく、地殻変動など地球の営みを感じられるとのこと。
尚、アイスランドというととても寒い気がするが、ここはメキシコ湾流が流れ込むため冬の最低平均気温-3度くらいで、これはドイツの中部地方とあまり変わらない。

アイスランドには大きな氷河があるが、氷の土地ではない。アイスランドという地名をつければ、この土地を訪れようとする人が少なく、ここで生活する人が平和な暮らしができるからそのようにしたと友人は誰かから聞いたことがあると言っていた。

インターネットで調べてみると、どうもそうではないようだが、それでもアイスランドはその地名のように氷の土地でないことはたしかなようだ。
因みにアイスランドの北にあるグリーンランド、ここは全島の約80%以上が氷床と万年雪に覆われる土地でグリーンランドという言葉とはほど遠い。

インターネットによるとアイスランドもグリーンランドもエイリークという人が発見し命名したらしい。「エイリークはグリーンランド上陸より前にアイスランドを発見し、その名称故に入植希望者が現れなかった。そこで彼はグリーンランドに入植希望者が多数現れることを願い、この地を「緑の島」と名付けたのである。」とのこと。

アイスランドもいいけどやはり暖かいところ、それもできればヨーロッパの中がいいな。早く探さないと。

日本にないもの

2008-09-17 08:03:19 | 身近な出来事
日本の家にはあまりないけれどベルギーやドイツの家では一般的なものがある。

一つ目は家の玄関のオートロック。ベルギーやドイツでは家の玄関を出るときには必ず鍵をもってでないといけない。ホテルの部屋のように、扉を閉めるとオートロックがかかり鍵がないと部屋にはいれなくなる。

これで失敗する日本人の話はほとんど聞かない。みな神経質なくらい鍵のことに敏感になっているのだろう。家にいても首から鍵をぶら下げている人をみたことがある。

二つ目は横だけでなく、縦にも開くまど。取ってのハンドルを横に向けると窓は横方向に開き、縦に向けると窓の下が固定され上方向に隙間ができる。
日本のように横方向にスライドするような窓はほとんどなく、横方向に開くときはスライドではなく扉のように手前に引く構造が一般的。
上に開く窓は少し窓を開けて換気をする時によく使う。

三つ目が大きな倉庫。アパートの地下に各部屋専用の倉庫が付いている。私のアパートには30平米を超える専用倉庫が着いており人が住めそうなくらい。部屋の中には余計なものは置かずシンプルにして、倉庫にかたずけておくことが一般的らしい。

アパートの個別専用倉庫は本当に便利。これを日本で実施しようとすると、アパートの値段に跳ね返るのだろうと思うが、部屋がすっきるするための重要なアイテムだと思う。
因みに日本では少し高級なアパートのことをマンションというが、これはご存知の通り日本英語。ベルギーやドイツでは高級でも高級でなくてもすべてアパート。