アウトドア派
山に行ってきました。それと行きたい。はたまた、サンガの話。そして、大好きな白馬。結局、全然関係ない話も少し…




7月15日は、さいたまに帰る日だけど、、、

初日をつぶしてしまい、わざわざ北海道まで来て、登らないという選択肢もないので、登ることにした。

でも、前日は、オンネトーのキャンプ場で、キャンプをするが、、、



梅雨のような雨がしとしと降り続く・・・
最後まで、よくないなぁ~と、ほんと凹む。

もちろんここまできて、登らないという選択肢もない。。。と、再び自分に言い聞かせる。

朝、起きると、雨は止んだようだが、周りはどんより暗い。
もちろん、朝、早いせいぢゃない。

前日の羅臼岳もガッカリ登山だったので、改めて失望する事もなく、テントを撤収し、着替えを済ます。


前日の羅臼岳とは打って変わって、登山口には人気がない。



露払いは嫌だなぁ。
と、思うが、帰る時間もあるし、余裕を持った行動をしたいので、登山口へ向かう。

登山口は、キャンプ場の駐車場入り口にある。

最初は、広い林道歩きだが、しばらく行くと、左手に登山道が現れる。
ほどなく沢が現れると、その先に立派な階段が見える。



ここから、本格的な登りで、地図には急登と書いてあるものの、緩やかなところと、強めのところが、入り混じる感じとなり、急登が続くということはない。

道は、ぐぐっと上がっては、緩やかに東側に巻いて行くように進む。

各合目に看板があるので、目印や休憩の目安にはしやすいと思う。



とりあえずは、半分の5合目で休憩する。



灌木帯に変わると、視界は、一気に開ける。

しかも!
朝、憂鬱にさせていた雲海の上は晴れっ!
見上げると、雲一つない青空が、どどーんっと広がる。
まさしく、これが快晴だ。

右手には、阿寒富士の黒々とした姿が綺麗に見える。



ほどなく6合目に到着する。



その後は、雌阿寒岳と阿寒富士の鞍部を緩やかに登る。

7合目で、阿寒富士への道を分ける。



その後もハイマツ帯やザレ場を抜けるが、ところどころにリンドウかな?花が咲き乱れてる。



こちらも日差しを浴びて、気持ち良さげだ。
俺も気持ち良いよ。。。

やがて、火口から上る噴煙が目に入る。



8合目を経て、少し行くと、雌阿寒岳への尾根となり、阿寒湖方面の景色が広がる。



阿寒湖は雲海の下に隠れて見えないが、剣が峰のカルデラは、その荒々しい景色を見せつける。

雲海を突き抜け、山並みもぽつぽつと見える。
雄阿寒岳、あと、斜里岳かな?

振り返ると、阿寒富士の山頂が視線の高さに。



登りの強さは幾分増すが、カルデラ湖のある山頂火口と阿寒富士のコラボが目に入る。
いかにも火山帯といった様相だ。



途中、9合目の標識を見て、いよいよ山頂に向かって、ラスト。
真っ直ぐに伸びる感じの尾根を登る。



やがて、阿寒湖の登山口への分岐を過ぎると、すぐに山頂に到着だ。



オンネトーからの人気はあまりなかったが、雌阿寒温泉からは、結構、登ってきているようで、山頂には、既に多くの人がいた。

最終日にようやく巡り会えた北海道の雄大な景色を存分に楽しむ。

やっぱ、登山の良し悪しは、99%天候だ。
最終日だけでも、晴れてくれて本当に良かった。



いつもなら山頂以外は見て見ぬふりをするが、気をよくしたので、阿寒富士へも向かう。

8合目の阿寒富士の麓まで来ると、結構、雌阿寒岳からかなり下ってきた感じで、



見上げるような阿寒富士は、ほんと、なかなかの厳しい登り返し。
道は、見たままで、ジグザグのザレ場。
登るだけでもキツいが、踏み込んだ足が、細かい石の層に沈むのが、さらに嫌な感じ。

晴れてなければ、疲労感ばかりが増すだけの道だ。

喘ぎながら、岩場を越えると、山頂が直ぐそこに現れ、ようやくひと息つく。



広々とした山頂にたどり着く。



期待通りに雌阿寒岳の雄大な景色が広がる。



やっぱ、今日は登るべきだったな!
と、満足して、帰途へ着く。




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