旭川のホテルを早朝立ち、前回同様に望岳台から登る。
雨は降っていないものの、真っ白…
天候が悪いせいか、車はほとんど停車していない。
荒涼とした殺風景な、いかにも火山といった感じの登山道を進む。
少し進むと、望岳台の大きな石碑を見る。
その後、しばらくは緩やかな登りを淡々と進む。
吹上温泉への分岐を分けると、やや登り始める。
続いて、美瑛岳方面への分岐を過ぎると
すぐに十勝岳避難小屋を右手に見る。結構、立派な感じだ。
直進する前十勝岳コースは、立ち入り禁止の看板があり、
一旦、北側にある枯れ沢をトラバースして北側の尾根に取り付く。
ジグザグな岩場の登りに変わる。
その後、赤茶けてザレた尾根道を蛇行するように進む。南側の谷には大きな雪渓が残る。
さらに、火山性の黒い石が転がる道に変わる頃から、登りは強さを増すが、程なく摺鉢火口に面するピークに到着する。
かなり広々としているが、ガスに包まれて、摺鉢火口も見えず、見えるのは砂礫が広がる緩やかな、斜面だけ
迷いそうなくらい変化の乏しい広大な砂礫の斜面を進む。
晴れていれば、南に十勝岳、北側に美瑛岳と眺めがいいんだろうが、2回目だが、なかなか良い景色には出会えない。
心持ち、進路を南に変えると、残雪の見える枯れ沢が現れ、
そこを抜けると再び、尾根伝いの登りに変わる
ジグザグに続く登りは、結構斜度も強めで、足場もザレている。
前回、同様に風雨も強くなり、コンディションも悪くなるばかり。
少し進むと、ややガレた道なり。
一旦、一服するが、再び東側に方向を変えて、ロープ伝いに進む。
ほどなくして、山頂に到着だ。
もちろん、ガスで何も見えず。
記念撮影だけして、直ぐに撤退。