ひろの旅行記

旅の記録

北海道 11 カムイワッカの滝

2023年06月30日 | 旅行

ウトロ港からいよいよ出発。

陸地を背に、船は進む。

 

海と空はあくまで青く、水平線が素晴らしい。

東京生まれ育った私には、旅行でも行かなければ見ることのできない素晴らしい風景でもある。

 

岩の窪み ↓

 

 

 

 

 

海からだけ見ることができる風景。

波による侵食なのだろうか、改めて水の力は凄いと感じる。

カムイワッカの滝へ向かっているのだが、カムイワッカの滝とカムイワッカ湯の滝とは硫黄山からの同じ川の流れではあるものの、別の滝だ。湯の滝のほうが有名らしい。

カムイワッカ湯の滝 - 知床自然センター

 

元々カムイワッカの名前は神(カムイ)の水(ワッカ)からきていると言われている。

硫黄を含んでいるので飲むことはできない。

海上から見える滝は、海へと注ぐ川の最終の場所となる。

この滝が湯の滝のように温かいのか、すでに冷たいのか、聞くのを忘れた。

 

 

滝が3段になっているのがわかるだろうか。

滝を後にして港へ戻る。往復1時間半のコース。

知床岬まで行くコースに乗りたかったな。

 

 

陸が近づいてきた。

船を降りるのが惜しい気持ちになる。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道 10 ウトロ港

2023年06月28日 | 旅行

次の目的地はウトロ港。

知床遊覧船(オーロラ号)に乗る予定になっている。

カムイワッカの滝まで行って引き返すコースだ。

https://www.ms-aurora.com/shiretoko/cruise/

昼食時なので、どこかレストランがないかと聞いたところ、勧められたのが↓

他に当てもないので、ここへ。

オーロラ号出発まで時間があったので、付近を探索した。

ゴジラ岩とか三角岩とかあって面白い。

ウトロ漁港 - Wikipedia

 

 

 

岩の割れ目から植物が頑張って顔を出している。

 

崩れやすい岩なのだろうか。保護柵と幕が目立つ。

トンネルを越えると駐車場がある。

観光バスも数台停まっていた。

 

 

 

    

 

 

しばらく待つとオーロラ号が入港してきた。

前の便に乗っていたツアーのお客さん達が降りてきて、記念撮影などを行なっていたが、程なくして車内の清掃が終わったのか乗船できることになった。

乗客は多くないので、どこでも好きな場所に座れる。

さて、出発の時間だ。

 

 

 

独特の岩肌を見ながら、カムイワッカの滝へ。

↓ は柱状節理であると思われる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道 9 羅臼から知床五湖(一の湖まで)

2023年06月24日 | 旅行

三日目

昨日早かったので、この日は10時出発。

朝は少しのんびりできた。

国道をひたすら羅臼へ。

(ミルクロード、メロディーロード、ストレートロードの三箇所は説明を受けながら通過したのだが、二日目に通ったのか三日目に通ったのか定かではない)

羅臼に来たのは2回目。もう10年近く前になる。

前回はここからホエールウオッチングの船に乗った。見えなかったけど。見えたのはロシアの巡視艇だけ。

今回は羅臼で休憩のみ。ソフトクリームが美味しかった。

羅臼から知床峠へ向かう。

知床峠展望台。

羅臼岳 ↓

 

 

 

 

 

この峠は羅臼と斜里の堺らしく、同じ案内板の裏表に両方の町のシンボルが描かれていた。

 

峠を越えて知床五湖園地へ。

そこから高架の木道で第一湖まで歩ける。

https://www.goko.go.jp/access.html

地上遊歩道を散策するにはツアーへの参加が義務となっている。

地上遊歩道|知床五湖

高架の道は↓

安全に歩けるようになっている。

 

 

↑第一湖

高架の道はここまで。

第一湖の他にも、小さな池が見られる。

 

 

途中で雨が降ってきたので急いで戻ることにした。

運転手が傘を持って追いかけてきてくれた。

ありがとう。

色々と気づく人ではあった。

この後はウトロへ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道 8 相泊(日本最北東突端地)

2023年06月23日 | 旅行

トドワラからの帰りに見た青のグラデュレーションの海が忘れられない。

 

   

 

当然のことながら、実際はもっと美しい。

いつまでも眺めていたいくらいだ。

そうもいかないので、海を眺めながら知床半島の最北東端の相泊へ。

海へと注ぐイトマリ川 ↓

 

 

 

 

この先に道はない。

熊の生息地でもあり、この先に行く人は全て自己責任ですとの標識がある。

ところが・・・

港近くにパトカー発見。 警官がいる。

ここで何を? 

聞けば、行方不明者がいて駆り出されているとのこと。

警官も大変だ。

通報があれば自己責任だから放っておく、と言うわけにもいかないのだろう。

港はかなり賑わっていたし、港に戻ってくる船にも出会った。

しばらく港を眺めた後、来た道を引き返す。

崩れやすい場所なのか、あちこちに土留めが見られた。

来た時はゆっくり見なかったが、帰りに寄ったセセキの滝。

道路のすぐ傍に滝があるのも珍しい。

飛沫も浴びそうなくらいの近さ。

落差は30メートルあるそうだ。

この後ホテルへ。

明日は知床の遊覧船に乗る予定。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道 7 ナラワラとトドワラ再び

2023年06月20日 | 旅行

トドワラからナラワラへ移動。

今更だが、トドワラとはトド松の原っぱが語源。

同様に、ナラワラとはミズナラの原っぱの意味。

元はトド松やミズナラの木が林立していた場所が地盤沈下で海水に侵食され、立ち枯れた姿を言う。

船で行ったトドワラはもう枯れ木も殆どない。全てが海水の下に溶けるのも時間の問題と思われる。

一方、ナラワラにはまだ枯れ木が残っていた。

 

 

 

白い骸骨のようだ。

腐ったり、朽ちたりして枯れ木も草も徐々に海と同化し始めている。

いずれ無くなってしまう風景だからこそ見ておきたい。

 

 

ナラワラを通過してネイチャーセンターへ。

そこからは、トラクターバスによる移動となる。

 

このトラクターバスに乗り込むのが結構大変で、私は既に乗っている乗客の方に手を貸していただいた。つまり、引っ張り上げてもらったわけだ。

https://notsuke.jp/shisetsu/other

花の咲く道をゆっくりと走りトドワラへ。

 

トラクターバスの通る道の横にある歩行者のための道を、花を見ながら歩いている人も多い。

ここでトラクターバスを降り、高架の木道を歩く。

 

    

↓ が木道の終点

 

この木道は幅が狭く、すれ違いができない。

無理にすれ違おうとすると、木道から落ちる可能性もある。

所々に待避スペースがあり、そこで待つのだが、どうせ作るのだったらもう少し広い道にすればいいのにと思う。

あと10センチ広ければすれ違える。

「木道から下に降りないでください」と注意書きがあるのだから、落ちないように設計する必要があるのではないのかと思った。

 

最後に残った枯れ木 ↑

そこには新しい生命も芽吹いている。

 

木道から見下ろすと、朽ちた木や草がはっきりと見える。

 

 

 

ここにも生命の交代の兆しが見える。

数年経つと、ここは草原になるのかもしれない。

制限時間内にバスに戻らないと置いていかれる。

慌ててバスへ。

またも引っ張り上げてもらって無事乗車。

 

この後は日本最北東の相泊へ。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする