松崎町から伊豆半島を横切るように進むと下田市宇土金に上原美術館がある。
地図を眺めていて発見。急遽行くことになった。
美術館は丘の中腹にあり、交通の便は良くない。駐車場はかなり広いので車での来館を想定していると思われる。
仏教館と近代館があり、今回は近代館だけ見学した。
中に入って驚いたのが、有名な画家の作品が多いこと。
第一展示室にジョルジュ・ブラックの作品が3点並べて展示されていた。
他にもセザンヌやルノワール、マティスなど。
それぞれの展示室にタイトルはつけられているのだが、抽象的なのでそのコンセプトがよく分からなかった。
ルノワールの隣に川合玉堂があったりする。
ピカソの絵は撮影禁止だが、他は撮影可。
展示室から少し奥まったところにロビーのような場所があった。
そこに無造作に置かれていたのが↓
オーギュスト・ルノアール作 「小さな鍛冶屋」
ちょっとびっくり。
飲み物のサービスもあり、少し休む。
帰り際に洗面所へ。
その入り口に飾ってあったのが蜻蛉模様の花瓶。
いかにもガレの雰囲気だ。
受付で聞いてみると、やはりガレの作品だと説明を受けた。
ぼってりとした感じのガレの作品はあまり好きではないが、この花瓶はスッキリとして色もくどくない。
↓ 参照
https://www.chasenantiques.com/antiques.php?q=dragonfly
色々と驚かされる美術館ではあったが、見学者が少ない、というより、我々だけ。
勿体無い。
でも、作品を貸し出すことで成り立っているのかもしれない。
↓の作品は損保美術館で見たことがある。
かなり時間をとってしまったので、次の場所へと急いで向かった。