うるう年なので今日は2月29日、本来なら3月1日だから高校生も今日が卒業式のはずなんですが、今年の卒業生は名残惜しいように一日長く学校に通うことになるんですね!
さて、この週末の土曜日にはそんな名残惜しい卒業生、息子の高校の野球部では三年生を送る会が行われました。
その第一部はお別れ試合。天候にも恵まれこの日は野球日和!写真、あんま撮ってなかったのでコレしかないんですが…遠っ…小さっ…
注目の試合のほうは、現役チームVS卒業生チームです!我々ギャラリーにしても甲子園まであと一歩だった三年生のプレーは久しぶりで楽しみです。現役チームをどれほど圧巻させるのかと思ってましたが、いやいやそれほどガチンコ勝負ではないようです(笑)時期も時期ですし怪我でもしたら困りますもんね。
勝ち負けとかそういうモノじゃないんでしょうが、皆が「もっとやりたい!!」って言ってるような笑顔で楽しそうな試合でした。また、そんな中でも要所要所マジなプレーが出たりなんかして盛り上がりました!
そして第二部、食事会と送る会。
三年生を囲み、指導者、後輩たち、保護者皆でお弁当と保護者が一生懸命作ったトン汁を美味しく頂きました。その後は、きっと恒例なんでしょう、卒業生部員一人一人が、「決定した進路」「感謝の言葉」を全員の前で述べる行事が行われました。そういえば小中学校でも似たようなことを経てきましたが、さすがに高校生ともなると言う事も違うし、ホントに感動しっきりでした。
進学、就職、進路も様々です。中にはプロ野球選手を目指して社会人や大学で野球を続ける子も居ます。ただ、どの子をとっても将来のビジョンは定まっていて、その目は素直にまっすぐで輝いています。我々一年生父兄にとっては、彼らとはさほど接点があったわけではないですが、本当に彼らの今後を応援したい気持ちになります。
なかでも小学校の頃、大好きだったお父さんが亡くなって、お母さんが女手一つで面倒みてくれた選手。彼は理学療法士の道を選んだそうです。そして、これからは苦労を掛けたお母さんに毎日マッサージをしてあげたいんだ、とボロボロと涙ながらに語ってくれました。
そういう話にはホント弱いんだよね…我々保護者の涙腺もゆるまされつつ、同じように片親で親に苦労をかけた子の感謝の気持ちであったり、遠くから通いつづけた苦労話などの感動話を聞かせてもらいました。そんな苦労を重ねたからこそ真っ直ぐな気持ちでいられるのだと思いました。片や、両親健在で家も近く、全てに恵まれている我が子はそんな先輩の言葉をどんな風に聞いているんだろう?…なんて思ったり。
また、仲間を思いやる気持ちも垣間見えた話もありました。同じポジションで競い合った仲間への感謝の気持ちであったり、プロ野球選手を目指す仲間を応援し、そうなった時には友達として理学療法士としてサポートしたい、とか…隣の芝生をひがんだりねたんだりする我々大人とは違って素直に仲間を称え、自分の道を一生懸命生きようとする姿には我々でさえ学ぶところはあります。
まぁ、言ってもまだ高校生なので時折、場違いな言葉とかを発しちゃったりもしますが、そこはそこで笑えるし、人によっては時折センスある冗談も交えてのスピーチなので、聞いている我々も全く飽きさせず、30人以上が一人一人ですからすごい長時間だったのに笑ったり、泣いたり、忙しく、心地よい会となりました。
そして第三部は、夜の部。保護者の送別会です。
子供たちは居ない保護者だけの会でしたが、ここでは、部長・監督・コーチ陣など指導者の一人一人からも送る言葉をいただきました。
監督からのお言葉は昼間の会でもありましたが、いつもながら流石、百戦錬磨、教育者である監督の言葉には重みがありますねぇ。それはそれでぐうの根もでないほど納得してしまうのですが、それとは違う意味で感動したのがこの三年生と同時に就任したまだまだ若手のコーチの話でした。
彼の言葉は内容はともかく(すいません)彼は三年生が居なくなるその寂しい気持ち、そして教え子が新たに旅立つ嬉しさを号泣しながら素直に語ってくれました。そういうまっすぐな姿勢も我々保護者にとっては嬉しく、胸を打つものです。
この一年間だけしか私は見ていませんが、このコーチ、いつもグランドで散々怒鳴り散らし子供たちをちょー厳しく指導しています。年は20歳代…さほど離れていないでしょうが反抗期真っ盛りの高校生にとっちゃ「ウザイ」存在。きっと数年前の自分と同じように野球に青春を掛ける選手たちに自分を投影してるんでしょうね。現役高校生に共感しつつも、どうしても失敗して欲しくない気持ち、伝えたい気持ちがあふれていて、熱く…いや熱すぎるくらいの指導に至っているのでしょう。まぁきっと、最初は子供たちからはお世辞にも好かれなかったんであろうこのコーチですが、今では卒業する彼らにとっては、コーチで良かった、と思える存在になっているように思います。まぁ、1,2年生にとっては今でもやっぱまだウザイ存在なんでしょうが(笑)ただ、卒業する時には同じように心を通わせることができると思います。
三年生の卒業式は明日です!皆がそれぞれの道で、思う存分ご活躍してくれることを陰ながら応援しています!!
さて、この週末の土曜日にはそんな名残惜しい卒業生、息子の高校の野球部では三年生を送る会が行われました。
その第一部はお別れ試合。天候にも恵まれこの日は野球日和!写真、あんま撮ってなかったのでコレしかないんですが…遠っ…小さっ…
注目の試合のほうは、現役チームVS卒業生チームです!我々ギャラリーにしても甲子園まであと一歩だった三年生のプレーは久しぶりで楽しみです。現役チームをどれほど圧巻させるのかと思ってましたが、いやいやそれほどガチンコ勝負ではないようです(笑)時期も時期ですし怪我でもしたら困りますもんね。
勝ち負けとかそういうモノじゃないんでしょうが、皆が「もっとやりたい!!」って言ってるような笑顔で楽しそうな試合でした。また、そんな中でも要所要所マジなプレーが出たりなんかして盛り上がりました!
そして第二部、食事会と送る会。
三年生を囲み、指導者、後輩たち、保護者皆でお弁当と保護者が一生懸命作ったトン汁を美味しく頂きました。その後は、きっと恒例なんでしょう、卒業生部員一人一人が、「決定した進路」「感謝の言葉」を全員の前で述べる行事が行われました。そういえば小中学校でも似たようなことを経てきましたが、さすがに高校生ともなると言う事も違うし、ホントに感動しっきりでした。
進学、就職、進路も様々です。中にはプロ野球選手を目指して社会人や大学で野球を続ける子も居ます。ただ、どの子をとっても将来のビジョンは定まっていて、その目は素直にまっすぐで輝いています。我々一年生父兄にとっては、彼らとはさほど接点があったわけではないですが、本当に彼らの今後を応援したい気持ちになります。
なかでも小学校の頃、大好きだったお父さんが亡くなって、お母さんが女手一つで面倒みてくれた選手。彼は理学療法士の道を選んだそうです。そして、これからは苦労を掛けたお母さんに毎日マッサージをしてあげたいんだ、とボロボロと涙ながらに語ってくれました。
そういう話にはホント弱いんだよね…我々保護者の涙腺もゆるまされつつ、同じように片親で親に苦労をかけた子の感謝の気持ちであったり、遠くから通いつづけた苦労話などの感動話を聞かせてもらいました。そんな苦労を重ねたからこそ真っ直ぐな気持ちでいられるのだと思いました。片や、両親健在で家も近く、全てに恵まれている我が子はそんな先輩の言葉をどんな風に聞いているんだろう?…なんて思ったり。
また、仲間を思いやる気持ちも垣間見えた話もありました。同じポジションで競い合った仲間への感謝の気持ちであったり、プロ野球選手を目指す仲間を応援し、そうなった時には友達として理学療法士としてサポートしたい、とか…隣の芝生をひがんだりねたんだりする我々大人とは違って素直に仲間を称え、自分の道を一生懸命生きようとする姿には我々でさえ学ぶところはあります。
まぁ、言ってもまだ高校生なので時折、場違いな言葉とかを発しちゃったりもしますが、そこはそこで笑えるし、人によっては時折センスある冗談も交えてのスピーチなので、聞いている我々も全く飽きさせず、30人以上が一人一人ですからすごい長時間だったのに笑ったり、泣いたり、忙しく、心地よい会となりました。
そして第三部は、夜の部。保護者の送別会です。
子供たちは居ない保護者だけの会でしたが、ここでは、部長・監督・コーチ陣など指導者の一人一人からも送る言葉をいただきました。
監督からのお言葉は昼間の会でもありましたが、いつもながら流石、百戦錬磨、教育者である監督の言葉には重みがありますねぇ。それはそれでぐうの根もでないほど納得してしまうのですが、それとは違う意味で感動したのがこの三年生と同時に就任したまだまだ若手のコーチの話でした。
彼の言葉は内容はともかく(すいません)彼は三年生が居なくなるその寂しい気持ち、そして教え子が新たに旅立つ嬉しさを号泣しながら素直に語ってくれました。そういうまっすぐな姿勢も我々保護者にとっては嬉しく、胸を打つものです。
この一年間だけしか私は見ていませんが、このコーチ、いつもグランドで散々怒鳴り散らし子供たちをちょー厳しく指導しています。年は20歳代…さほど離れていないでしょうが反抗期真っ盛りの高校生にとっちゃ「ウザイ」存在。きっと数年前の自分と同じように野球に青春を掛ける選手たちに自分を投影してるんでしょうね。現役高校生に共感しつつも、どうしても失敗して欲しくない気持ち、伝えたい気持ちがあふれていて、熱く…いや熱すぎるくらいの指導に至っているのでしょう。まぁきっと、最初は子供たちからはお世辞にも好かれなかったんであろうこのコーチですが、今では卒業する彼らにとっては、コーチで良かった、と思える存在になっているように思います。まぁ、1,2年生にとっては今でもやっぱまだウザイ存在なんでしょうが(笑)ただ、卒業する時には同じように心を通わせることができると思います。
三年生の卒業式は明日です!皆がそれぞれの道で、思う存分ご活躍してくれることを陰ながら応援しています!!
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