とある外国のジョークでこういうのがあります。
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・・・世界各国の人々を乗せた客船が沈没の危機に面している。
救助に来た小船に乗り移る為、すぐに甲板から海に飛び込めば助かるのだが、いくら乗務員が促しても、誰一人飛び込まない。
で、気転を利かせた乗務員が、お国別に、声を掛けて飛び込ませる。
まず、アメリカ人に。
「飛び込めば、ヒーローになれますよ!」・・・アメリカ人、颯爽と飛び込みました。
次、イタリア人には
「飛び込めば、女にもてますよ!」・・・イタリア人、下心丸出しで、飛び込みました。
また、ドイツ人には
「規則だから、飛び込んでください!」・・・ドイツ人、あわてて、飛び込みました。
最後に、怖がって飛び込まなかった日本人に向け、
「みんな、飛び込んでいますよ!」・・・日本人、周りを見ながら、飛び込みました!
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周りに右へならえ、の日本人を皮肉ったジョークです。
どうやら、日本人は他と違うのが嫌みたいですね。人と同じだと安心する、そういう国民性なのかな?
いやいや、そんな人ばかりではないです!私の場合は人と同じのを好まない傾向もありまして、今思えば結構、場違いなこともありました。
例えば、事務所を始めたころですが、「自分スタイル」を貫こうと、社会人とは似つかわしくないカッコで一時期仕事してました。
ジーパンにTシャツとか、どんな場所でもカジュアル。お客様の打ち合わせもそのカッコのまま。誰がスーツでいようが、関係なく、夏には半ズボン、サンダルで仕事に出かけたり・・・と、まぁ、好き放題。
終いには、誰かに「サンダル履きで仕事するのは、HIROさんと、こち亀の両さんくらい」と言われちゃったりしましたね。
よく考えると、浅はかだったな、と思いますね。(汗)
まぁ、昔ですから!そりゃぁ、今では、ちゃんと空気読んでます。支度も、スーツです。はい、大人ですから!
それに、フォーマルともカジュアルともとれる微妙な会合の時とか、誰かに電話して
「今日、どんなカッコしていきます?」とか聞いちゃいますよ。
お祝いのお包みとかだって、
「いくら包む?」とかも聞きますよ。みんな聞きますよね?
きっと、人と同じがいいのかな?誰かと同じだと安心するんでしょうね。
大人になって、やっと日本人になれた気が・・・日本人の感覚では、みんなに合わせる=大人、なんですね。
う~ん、でも、やっぱどことなく小さくまとまってると感じる気もするんですよね。