もっと気を使いましょう

工事か完成すると建築完了検査というのを受ける必要があります。

先日、とある住宅の完了検査におじゃましたときのこと。

工事が完了すると、通常専門のハウスクリーニング業者を手配してキレイに掃除するのですが、その住宅はまだクリーニング前でした。

ただ、床の養生は剥がしてあったし、ある程度はキレイになっていたので、検査員や私らが中に入るにしても、床をキズつけないように用意してきた上履き用スリッパで歩くのが当たり前なのですが、リビングには靴の跡が点々…



あきらかに土足です。濃いフローリングですからよくわかります。泥棒が入ったように歩いた場所がはっきりわかります。

これはたぶん、工事業者のしわざですね。

歩いた部分を見るからに電気屋さん？？きっと、上履き持ってこなかったし、クリーニング前だから今なら多少汚れたっていいや…って感覚で最終工事をしたのでしょう。
すでに、業者は居ないので、本当の犯人はわかりませんが、こういうの見ると何か嫌な気分になります。

たしかに、クリーニングはこれからであるし、キズはつけていないにしろ、そんな状態のまま工事を終えるような人には工事を任せたくないですよね。

お客様が見たら、きっと嫌な気分になるでしょう。

「大丈夫か？この家は！他も手を抜いて工事したんじゃないの？」って。

その人以外は、必要以上に気を使って工事に携わっているのに…台無しです。