安らぎの里・お絵描き、写真、時々古典

次男の絵・ワードでお絵かき・街の鳥、花、景色の切取・時々古典文学・いろいろ発信しています。

大正時代ー6

2018-04-24 22:00:24 | 古典

 

 

大正時代ー6

(明治・大正・昭和)  

 

山本 有三(やまもとゆうぞう)
1887年(明治20年)~ 1974年(昭和49年)86歳没
 栃木県出身

劇作家から出発し、小説に転向。 

最善を尽くせば、人は必ず救われるという信念を作品に表した。

『路傍の石』(ろぼうのいし)は、山本有三の代表的な小説である。しかし、当時の時代背景の影響(検閲など)もあり、1940年に山本は断筆を決意、最終的には未完に終わった。

 

他にも『女の一生』『真実一路』がある。『路傍の石』とともに映画化、ドラマ化もされた。

 

 

  

 

 

小林 多喜二(こばやし たきじ) 

 1903年(明治36年)~ 1933年(昭和8年)秋田県出身

日本のプロレタリア文学の代表的な作家、小説家である。

労働者の悲惨な生活を描いたが、警察の拷問により

30歳で虐殺された。

代表作:蟹工船

 

 

今日も見ていただいて有難うございました。 

 

 

では又~~  


大正時代ー5

2018-04-22 20:42:11 | 古典

 

大正時代ー5

(明治・大正・昭和)

 

 

 

有島 武郎(ありしま たけお)

1878年(明治11年)~1923年(大正12年)小説家。

志賀直哉や武者小路実篤らとともに同人「白樺」に参加する。『かんかん虫』『お末の死』などの小説や評論を発表した。38歳で妻の安子の死を契機に本格的に文学に打ち込み、小説『カインの末裔』『生れ出づる悩み』『迷路』『或る女』、評論『惜しみなく愛は奪う』など、下層階級の女性を描いた作品を多く発表し人気を得る。1923年(大正12年)没

 

 

 

 

 

 

佐藤 春夫(さとう はるお)

 

1892年(明治25年)~ 1964年(昭和39年)

和歌山県出身。詩人・作家。

艶美清朗な詩歌と倦怠・憂鬱の小説を軸に、文芸評論・随筆・童話・戯曲・評伝・和歌とその活動は多岐に及び、明治末期から昭和まで旺盛に活動した。

 

 代表作 「浜辺の恋」

 

 浜辺の恋

 

こぼれ松葉をかきあつめ

 

をとめのごとき君なりき、

 

こぼれ松葉に火をはなち

 

わらべのごときわれなりき。

 

 

 

 

今日も見ていただいて有難うございました。 

 

 

 

では又~~  


大正時代-4

2018-04-20 20:52:10 | 古典

 

(明治・大正・昭和)

大正時代-4

 

 

 

横光 利一(よこみつ りいち)

1898年(明治31年) ~ 1947年(昭和22年)

小説家・俳人・評論家

菊池寛に師事し、川端康成と共に新感覚派として大正から昭和にかけて活躍した。『日輪』と『蝿』で鮮烈なデビューを果たし、『機械』は日本のモダニズム文学の頂点とも絶賛され、志賀直哉とともに「小説の神様」とも称された。 

 

 

 

  

岸田国士(きしだ くにお)

1890年(明治23年)~ 1954年(昭和29年)

1932年、久保田万太郎らとともに築地座を結成した。1937年には久保田、獅子文六らと文学座を創立している。

1950年、福田恆存、三島由紀夫とともに雲の会を結成する。

翻訳家、小説家としても知られ、翻訳ではルナールの『にんじん』、小説では『由利旗江』、『落葉日記』、『暖流』等がある。

1954年、「どん底」演出中に脳動脈硬化症で倒れ、急逝。63歳だった。

 長女は童話作家の岸田衿子、次女は女優の岸田今日子

※岸田今日子は独特の雰囲気を持った女優で鮮明に覚えています。

 

  

 

 

今日は暑いくらいだった。。"(-""-)" でも家の中は寒い?

明日も暑くなるらしい・・・・

今日も見ていただいて有難うございました。

 

では又~~   

 


大正時代-3

2018-04-16 20:26:04 | 古典

 

 

 

大正時代-3

(明治・大正・昭和) 

 

 

 

井伏 鱒二(いぶせ ますじ)    

1898年(明治31年)~ 1993年(平成5年)

広島県生まれ。小説家。

 

 代表作 「黒い雨」「山椒魚」

 

原爆による黒い雨を浴びたために人生を狂わせられてしまった女性と、それを暖かく見守る叔父夫婦とのふれあいを描く。映画化もされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

德田 秋聲 (とくだ しゅうせい)  

1872年(明治4年)~ 1943年(昭和18年)石川県金沢市 小説家

 

代表作あらくれ」「縮図」「仮想人物」

 

 

 

 

宮沢賢治 (みやざわけんじ)    

 

1896年(明治29年)~1933年(昭和8年)(37歳没)

 

岩手県 詩人・童話作家

 

 生前、刊行の著作は、童話集「注文の多い料理店」と、詩集「春と修羅」の2冊だが、没後、おびただしい遺稿が発表された。

「雨ニモマケズ」は、小さな手帳に走り書きしてあったもの。
「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」

 

 

雨ニモマケズ

 

 

雨ニモマケズ風ニモマケズ

 

雪ニモ夏ノアツサニモマケヌ

 

丈夫ナカラダヲモチ・・・・・・

 

 

今日も見ていただいて有難うございました。

 

 

では又~~  


大正時代-2

2018-04-14 17:02:35 | 古典

大正時代-2

(明治・大正・昭和)

 

 

萩原 朔太郎(はぎわら さくたろう)

1886年(明治19年)~ 1942年(昭和17年)

詩人。大正時代に近代詩の新しい地平を拓き「日本近代詩の父」と称される。

代表作 「月に吠える」 「竹」

 

「竹」

ますぐなるもの地面に生え、
するどき青きもの地面に生え、
凍れる冬をつらぬきて、
そのみどり葉光る朝の空路に、
なみだたれ、
なみだをたれ、
いまはや懺悔をはれる肩の上より、
けぶれる竹の根はひろごり、
するどき青きもの地面に生え。

 

 

 

 

宮本 百合子みやもと ゆりこ)

1899年(明治32年)~ 1951年(昭和26年)小説家、評論家。

17歳の時に『貧しき人々の群』で文壇に登場、天才少女として注目を集め、その後もプロレタリア文学の作家、民主主義文学のリーダー、左翼運動家として活動した。日本共産党元委員長宮本顕 治の妻で、宮本と共に投獄、執筆禁止などを繰り返した。

代表作 「伸子」 「播州平野」

 

 

 

 

今日は寒い?寒くない?鬱陶しい天気でした。

今日も見ていただいて有難うございました。

 

 

では又~~