鴨長明 方丈記 追記!!
鴨長明、知ってる知ってる! 方丈記、知ってる知ってる、くらいの軽い気持ちで紹介しましたが、いろいろ調べるとびっくりの連続でした。
「鴨長明の方丈記の方丈庵」と記されているように、この「方丈庵」が注目されているようです。
「方丈庵」がコンパクトな住居装置、可動式でユニット組立式で、できていて、移動もできる方式で作られているということです。
これは今の世の中で通用できる方式ですね!
方丈庵の広さは、1丈(約3m)四方で、5畳半程度(4畳半と記されている資料もある)。地面に石を据えて土台とし、その上に柱を組んだ作りで、移設しやすい構造です。
長明は晩年、京の郊外・日野山(京都市伏見区日野町)に一丈四方(方丈)の狭い庵を結び隠棲した。彼が庵内から当時の世間を観察し、書き記した記録であることから「方丈記」と自ら名づけたのが本作品である。
今の世の中に通用する住居型式だということで注目されているようです。私が今知っただけで、もっと以前からだったのかも知れません。
この「1丈四方」のことが「方丈」という意味。
この方丈記が、乱世をいかに生きるかという自伝的な人生論ともされ、移り行くもののはかなさを語った後、同時代の災厄についての記述が続き、後半には自らの草庵での生活が語られる。さらに末尾では草庵の生活に愛着を抱くことさえも悟りへの妨げとして否定している。
この「方丈庵」が、京都市左京区の下賀茂神社境内の河合神社に復元され展示されている。
鴨長明が京都の人であるということだけでも愛着は沸くのですが、いろんなことが解りなおさらに心に焼き付きました。
この古典シリーズもほんの気まぐれで始めましたが、はまってしまったって感じです。もともと好きであったということもあり、こうしてブログに挙げるために調べますので、この際、時代の流れを知っておこうという気持ちになっています。よろしくお付き合いのほどお願いします。
有難うございました。
では又~~