昭和ー14
(明治・大正・昭和・平成)
千家 元麿(せんげ もとまろ)
1888年(明治21年)~ 1948年(昭和23年) 60歳没
東京都出身。「白樺」に参加。日常生活の体験や感動を表現して、詩を身近なものとした。人道主義文学の代表的詩人。
※教科書に紹介されている代表作を・・・
飯
君は知つてゐるか
全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食ふ喜びを
赤ん坊が乳を呑む時、涙ぐむやうに
冷たい飯を頬張ると
餘りのうまさに自ら笑ひが頬を崩し
眼に涙が浮ぶのを知つてゐるか
うまいものを食ふ喜びを知つてゐるか、
全身で働いたあとで飯を食ふ喜び
自分は心から感謝する。
寺山修二
1935年(昭和10年)~1983年(昭和58年)(47歳没)
青森県出身
歌人、劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。
「言葉の錬金術師」「アングラ演劇四天王のひとり」「昭和の啄木」などの異名をとり、上記の他にもマルチに活動、膨大な量の文芸作品を発表した。
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~
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