4月19日、2014年。63歳を超えた。一つの山を超えたという特別な思いが有る。実は、兄二人を63歳で失っている.余りにも早い別れに深い悲しみの他に「もしかして...」の恐怖があった.明治生まれの父、大正生まれ母の元、10番目に生を受けた。私は、5男、5女の末子で、兄4人、姉一人は他界している。生命運の弱い男兄弟の中で、これから、私は最年長の生を更新していくことになる。兄貴たちと、もっと語り合い、共に時を過ごしたかった。兄たちが「出来たであろうこと、したかったこと」を想い、その分も生きて行きたい。
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