AKB48のチームBが23日、東京・秋葉原のAKB48劇場で千秋楽公演を行った。2月に行われた大組閣により、姉妹グループに完全移籍することになったキャプテンの梅田彩佳ら5人とAKB48の兼任が解除された渡辺美優紀の壮行会を兼ねた同公演をもって、48グループ全チームの現行公演が幕を下ろし、新体制に完全移行する。
冒頭の自己紹介では、今月19日に26歳の誕生日を迎えた最年長の小嶋陽菜が、王道アイドル路線のチームB千秋楽とともに「全身ピンクのフリフリ衣裳は見納めだと思います」と宣言。
大場美奈と柏木由紀は「今日、ぱるる(島崎遥香)がアメを持ってきたけど、賞味期限切れだった」と暴露するなど、笑いに満ちたアットホームな雰囲気でふだんよりも多い全21曲を披露した。
壮行会では移籍組がそれぞれあいさつ。NMBに移籍する梅田は「みんなに育ててもらったキャプテンでした」と感謝を述べ、「これからもステージに立つことができる限り立ち続けたいし、頑張っていきたい」と前向き。「フレッシュレモンになりたいの~」でおなじみの市川は「今まで先輩にも後輩にも甘えてきた人なので、これからはみんなに影響を与えられるような人になりたいな」と抱負。藤江は「今の私にはトーク力が必要だと思うので、埋もれないようにグイグイ頑張っていきたい」と関西で勝負することを宣言した。
SKE移籍組の大場は「これからは名古屋ですが、新幹線代を後悔させないので、これからも応援よろしくお願いします」とアピールし、山内鈴蘭も「新幹線でひつまぶしおにぎりを食べながら、皆さんぜひ来てください!」と名古屋にファンを誘致。AKB48の兼任が解除され、新たにSKE48兼任となった渡辺は「柏木チームB、梅田チームBと2 年間チームBにいました。今後NMB48に移籍してくるメンバーのために、私がチームBに受け入れていただいたように、私が受け入れたいなと思います」と恩返しを誓った。
AKB内にとどまるメンバーもファンにあいさつし、こじはるは「チームBを離れたくないとずっと思ってました」とまじめに話すと思いきや「それはチームAになったら新しい振りを覚えないといけないから」とおとぼけキャラ全開。同じくチームAに異動する島崎も「釣り師の柏木さんの振りを一生懸命盗み見して真似しようと頑張ったけど、私には向いてないなと思ってやめました!」と、こちらもぱるるらしい発言で爆笑の渦に包まれた。
「この言葉を胸に私たちは頑張ります」と選んだラストナンバーは、キャプテン梅田がセンターの「前しか向かねえ」。前日に卒業公演を行った野中美郷も私服で飛び入り参加し、全24人で大団円を迎えた。
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