乃木坂46の'14年を締めくくる、ファンに対してメンバーが感謝の気持ちを伝えるイベント「乃木坂46 大感謝祭2014」が12月30日に東京国際フォーラムで行われ、メンバーの普段見られない私服姿やメンバーが自ら選んだプレゼント大会などにファンが熱狂した。
アイドル界のなかでもおしゃれでファッションセンスが高いと評判の乃木坂46。各自の普段着を披露する“私服のファッションチェック”でこの日のファッションのポイントを問われた橋本奈々未は「ことしは残念ながら『紅白歌合戦』に出られなかったので、来年に向けて赤をイメージしてコーディネートしました!」と、'15年に向けた意欲を見せつつ回答した。
また、'14年を1月から12月まで振り返る場面では、メンバー同士で思い出を語ったり秘蔵写真や映像が公開されたりと、普段のライブでは見られないメンバーのプライベートが垣間見れた。
イベント終盤、サプライズで'15年予定が発表され、来春「16人のプリンシパル 4」、来夏「真夏の全国ツアー」が開催されることが発表された。
今回、怪我によってトークのみの出演となってしまった西野七瀬は、「ライブに出られなくて悔しいけど、みんなと一緒に振り返ることができてうれしかったです」と語った。
また、リーダーの桜井玲香は「2014年、良いことも悪いこともあったけど、皆さんが支えてくれたおかげで進んでこられました。来年もよろしくお願いします!」とあいさつし、今回初の試みとなった「乃木坂46 大感謝祭」は幕を閉じた。
『第65回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが12月29日からNHKホールにてスタートした。囲み取材からSKE48とNMB48のコメントをお届けする。
報道陣から郷ひろみのステージで共演することについて訊かれると、松井玲奈は「対決と言うよりは一緒に盛り上げさせて頂く感じですね。3曲続けて見ている方に楽しんでいただけたらいいなと思っています。」とコメント。NMB48としては最後の紅白歌合戦となる山田菜々は、「最後の紅白っていうか、なんやろ、小さい頃から見ていた番組だったので、それに出られることを最後にもう一回噛み締めて、皆と一緒に思い出を作りながら、見てくださる方を楽しませたらなと思っています。」と語った。
ステージ演出については、北川綾巴が「SKEは最初が寝転んでるんですよ」と話し、周囲から「言い過ぎ」とつっこまれる場面も。囲み取材が終わり、少し落ち込んだ表情の北川の肩を優しくポンと叩く柴田阿弥の姿が印象的だった。
また、恒例となっているダジャレを求められた松井珠理奈は、「今年は三年目なのでプレッシャーとか緊張とかいろいろあって思いつきませんでした。来年も出演させていただきたいと思っているので、今年考えたダジャレは来年言えたらいいなと思います。」と回答し報道陣をどよめかせる。最後はそれぞれ「48グループで紅白初のバラード曲を歌うので、新しいSKEの魅力を沢山の方に知っていただきたいなと思っています。(SKE48)」、「NMBも今回は今回は見せ所があって、ラインダンスもちょっとやらせていただいたり、ツアーもやらせて頂いたのでダンスのシンクロ率であっと言わせたいと思います。沢山のひとを常夏にしたい。(NMB48)」と意気込みを語った。
『第65回 NHK紅白歌合戦』は、12月31日の大みそか、午後7時15分スタート。2014年のテーマは、「歌おう。おおみそかは全員参加で!」。
AKB48グループは2014年のNHK紅白歌合戦に過去最多の4グループ出演を果たしたが、地方3グループの様子は対照的だ。福岡市を拠点にするHKT48は初出場を果たし、「『他のグループを押しのけてでも入れるくらいの情熱をもって挑もう』と決めていた」と鼻息が荒い。
反面、名古屋のSKE48(3回目)と大阪のNMB48(2回目)は1枠にまとめられ、1グループあたりの出演時間はHKTの4分の3と大きく差をつけられた。SKEのエース、松井珠理奈さん(17)は得意のダジャレを封印してまで継続出演を誓っており、危機感は強い。
■恒例ダジャレ「プレッシャーとか緊張とか色々あって、思いつきませんでした!」
「そうですね、今年はもう3年目なので、プレッシャーとか緊張とか色々あって、思いつきませんでした!」
松井さんは2014年12月29日の囲み取材で、恒例のダジャレを求められてこう答え、報道陣を驚かせた。その直後に真意を説明し、15年紅白への出場を訴えた。
「あるんですけど...、ちょっと。来年もやっぱり出場させていただきたいな、って思っているので、今年考えたダジャレは来年言えたらいいなと思います!」
SKEは2012年に初出場し、13年もSKEとして単独出場を果たしたが、14年は「SKE48・NMB48」と1つにまとめられた。囲み取材も両グループ合わせて12人が一度に登場した。
SKE・NMBのリハーサルの様子は報道陣には公開されなかったが、取材によると、両グループに割り当てられた時間は約3分。14年のヒット曲「不器用太陽」「イビサガール」を1分30秒ずつ歌う。SKEが12年に初出場した時は「パレオはエメラルド」を2分30秒かけて披露している。14年は実に「4割減」になったことになる。
単独で初出場を果たしたHKTは、リハーサルで「メロンジュース」を、SKEよりも30秒長い約2分にわたって披露。指原莉乃さん(22)は12月29日の囲み取材で、
「私たちは紅白を言う(紅白に言及する)のも恐れ多いというか、目標にあげるのも恐れ多いとずっと思っていて、『目標は紅白です』と言ったことはなかった」
としながらも、他グループへの対抗意識ものぞかせた。
「実はメンバー同士で『次こそ...、こんな言い方はアレですけど、他のグループを押しのけてでも入れるくらいの情熱をもって挑もう』と決めていたので、選ばれてすごくうれしいです」
地方勢ではHKTだけが単独出演することについても、指原さんは記者から「勝ち誇ったような感じですか?」と煽られたが、
「勝ち誇ってはないですよ!さすがに...、とか言って無難なこといってすいません」
「でも他のグループは2回目(編注:SKEは3回目)ということで、みんなが初出場の時のVTRを見て一生懸命勉強して、SKE、NMBから吸収して、初登場として頑張りたい」
と余裕のコメントだった。
「本店」と呼ばれることもあるAKB48は、「心のプラカード」を約3分10秒にわたって歌う。
<!-- 141230 AKB48 乃木坂46 受賞曲メドレー もうすぐ第56回輝く!日本レコード大賞 -->
<!-- ラブラドール・レトリバー - 日本レコード大賞 優秀作品賞 -->
<!-- 乃木坂46「ぐるぐるAR年賀状」カウントダウン 12/31(桜井玲香) -->
<!-- AKB48SHOW! HKT48SHOW!EP55 141220 ③ 3/3 -->
<!-- 乃木坂46「ぐるぐるAR年賀状」カウントダウン 12/30(生田絵梨花) -->
人気アイドルグループ「乃木坂46」の生駒里奈(19)がこのほど、スポーツ報知の単独インタビューに応じた。AKB48も兼任するアイドル界の“二刀流エース”は、29日が19歳の誕生日。15歳で地元の秋田から上京した素朴な少女は、いかに人気アイドルへ成長したのか。「生駒ちゃん」がこれまでの歩みを振り返り、10代最後の2015年に向けて「乃木坂46」としてのNHK紅白歌合戦出場、ソロ写真集発売を目標に掲げた。(有野 博幸)
ショートヘアに大きな瞳がトレードマークの生駒ちゃん。今年2月、AKB48チームBとの兼任を告げられ、4月の握手会でデビューした。
「乃木坂でセンターを経験して仲間がいること、前向きに楽しく過ごすことを教えられた。だから兼任のプレッシャーにも耐えられた。ファンの方々は複雑だったと思うけど、私が成長したら絶対、乃木坂にもプラスになると思って挑戦を決めました。それと渡辺麻友さんに声をかけていただき、助けられた。今ではすっかり、お姉ちゃんみたいな存在。大好きなアニメの話題で盛り上がってます」
3度、AKB48劇場のステージにも立った。乃木坂46は専用劇場を持たないため、まったく異次元の体験でアイドルとしての基本を見つめ直した。
「とにかくお客さんが近くて、熱気に圧倒された。あの劇場で毎日のように鋭い視線を浴びていたら、すごく成長できる気がする。全体のバランスを崩さず、個性を発揮することが大事ですね。反応がダイレクトに伝わるから毎回、試されているような緊張感。盛り上がったトークは、乃木坂46のコンサートでも生かしていきたい」
6月に行われたAKB48の選抜総選挙では14位で選抜入り(上位16人)を果たし、9月のじゃんけん大会でも小嶋陽菜(26)と対戦して盛り上げた。
「AKBさんの選抜クラスの方々はオーラがハンパない。なかでも小嶋さんはセクシー過ぎます」
休日は月1日。小さな体でハードスケジュールをこなしている。
「休日は1人で渋谷、原宿に買い物に行くか、家で寝てるか。18歳の1年は友達と出かけることが1回もなかったから、19歳はプライベートも充実させたい。いつかディズニーランドも行きたいですね」
正月は秋田の実家に帰省する予定。
「地元の友達とカラオケに行きます」
楽しい休暇はつかの間。1月7日には乃木坂46初のアルバム「透明な色」を発売する。全シングル10曲を網羅した豪華盤だ。2月22日のデビュー3周年ライブは厳しい寒さが予想される西武ドームだ。
「アイドルが苦手な人にもぜひ聴いてほしい。絶対、気に入ってもらえる曲があるはず。3周年ライブは、寒さを吹き飛ばして次の日倒れるくらいの覚悟でやりたい」
今年、有力視されたNHK紅白歌合戦出場は逃した。AKBとして出場する可能性はあるが、やはり、乃木坂として出たい。
「紅白の落選は悔しくて、みんなで号泣しました。だから、来年こそは絶対に出場して全国のみなさんに歌う姿を届けたい。個人的には制服姿とか10代の記念になるような写真集を出したい」
質問に対し、じっくり丁寧に答える生駒ちゃん。表情に迷いはなく、不安に押しつぶされそうだったデビュー当時とは別人のようだ。輝く瞳で希望にあふれた未来を見据えている。
◆生駒 里奈 (いこま・りな)1995年12月29日、秋田県生まれ。19歳。2011年8月、乃木坂46の1期生オーディションに合格。デビュー曲「ぐるぐるカーテン」(12年2月)から5作目のシングル「君の名は希望」(13年3月)までセンターを務める。14年2月、AKB48チームBとの兼任を発表。第6回選抜総選挙で14位。趣味はアニメ観賞、買い物。身長153センチ。血液型AB。
【紅白歌合戦リハーサル(29日)】 グループとして2枚目のシングル「メロンジュース」で初出場となった「HKT48」は、トップバッターを務める。これまで若いメンバーを引っ張ってきた指原莉乃(22)は、和田アキ子(64)に戦々恐々という。
先陣を切って出演するため「私たちの盛り上がりで(紅組の勝敗が)決まってしまう。アッコさんを怒らせないようにしたい」と身震いする。
和田は今年で38回の出場を誇る大御所。楽屋あいさつでも「ぶなんなメンバーで行きたい」と、怖いもの知らずで“失言”してしまいそうなピチピチの10代メンバーは連れて行かないという。
近年、紅白の1番手出場は、浜崎あゆみ(36)の“指定席”だった。指原は「今年の(パフォーマンス)がよければ、これからもトップバッターで、と思っていただけると思う」とどん欲に狙う。
昨年の紅白は「AKB48」のエース・大島優子(26)がグループの卒業を電撃発表し、世間を驚かせた。今年のサプライズ発表には「分かりませんよ~。“もしかしたら”ってことにしとこ」と話した。