■『第64回紅白歌合戦』(31日、東京・NHKホール)
人気アイドルグループ・AKB48の大島優子(25)が31日、紅白のステージで「ヘビーローテーション」を歌唱前に卒業を発表し、場内からどよめきが起こった。
グループ総勢110人で「恋するフォーチュンクッキー」を歌唱後、「この場をお借りして言いたいことがあります。私、大島優子はAKB48を卒業します」と電撃発表。高橋みなみらメンバーが涙するなか、晴れやかな笑顔で「こうして紅白歌合戦に出場させていただくのも、これが最後になりました。感謝の気持ちを込めて、歌わせていただきます。来る2014年もAKB48の応援をよろしくお願いします」とあいさつした。
「AKB48、2013年歌い納めです。紅組盛り上がっていきましょう」のかけ声一発、「ヘビーローテーション」を歌い切ると、白組司会の嵐があわてて駆け寄り、二宮和也はファンの声を代弁し「ビックリしました」と第一声。「みんな知ってたの?」と問われると「いいえ、誰にも言ってないです」と話し、「AKB48を卒業させていただきます。これからは大島優子として活動していきます」と説明した。
この発表を受けて卒業生もすぐさま反応。前田敦子は「優ちゃんひとまずお疲れ様」、板野友美も「優子卒業おめでとう。びっくりした。笑」とツイートした。
AKB48が41番目に登場した。1曲目の「恋するフォーチュンクッキー」を歌い終えると大島優子がマイクを握り、意を決した表情で「この場を借りて言いたいことがあります。私、大島優子はAKB48を卒業します」とファンに語った。会場からは大きなどよめきが起こった。大島は「こうして紅白歌合戦に出演させていただくのもこれが最後になりました。感謝の気持ちをこめて歌わせていただきます」と話した。
背後で高橋みなみが泣いていた。
歌唱後、大島は司会の嵐から「みんな知ってたの?」と聞かれ、「いいえ、誰にも言ってません」。さらに「芸能界から?」と聞かれ、「いいえ、AKBからです。大島優子として頑張ります。これからはソロとして活動していきます」とソロ宣言した。司会の嵐をはじめ、会場全体が驚きを隠せなかった。
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AKB48グループの総監督を務めるたかみなこと高橋みなみ(22)の“人間性”を楽天・田中将大投手(25)が大絶賛している。
先日、メーンパーソナリティーを務めたニッポン放送のラジオ番組で、特別支援学校の生徒の手紙や歌で涙を流した高橋。同番組に生出演した田中投手は「(魅力は)人間性です。言葉を聞いていても、ものすごく考えてらっしゃる」と“推しメン”の理由を挙げた。
テレビ局関係者は「マー君はメディアから伝わる情報だけではなく、まい夫人からもたかみなの真摯な姿勢を耳にしています。実はまい夫人と(元AKB48の)野呂佳代が友人同士でその流れからも伝わってくる。マー君がたかみなと顔を合わせた際、『大変さはよく知ってます』と優しく声をかけたこともあったそうです」と明かす。
田中投手がよく知る高橋の「真摯な姿勢」や「大変さ」とは何なのか? ある芸能プロスタッフは「たとえば、夏に行われた5大ドームツアー時で、高橋はコンサート前に30分かけて『この曲はこう動いて!』など1曲ずつメンバーに指示していたんです。自分のことだけでも精一杯になるのに、コンサート全体の構成や200人強の動きまで把握しなければいけない。相当なプレッシャーだったはず」と語る。
また、別の出版関係者は「グループで問題が起きれば、総監督という立場でファンから批判を浴びてしまう。1人で責任を背負っている。しかも、彼女のすごいところはスタッフに対しても真摯なところ。『大人もしっかりしてください!』と号泣しながらスタッフに訴える姿を何度も見た。あれほど真正面にぶつかってくるメンバーは他にはいない」と驚く。
こういった姿に田中投手はまい夫人とともに「AKBはたかみなで成り立っている」と尊敬のまなざしで見つめているという。
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<!-- AKB48 / 真夏のSounds good ! スペシャルLIVE - 第55回 輝く!日本 -->
第64回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ、紅組出場のアイドルグループ『AKB48』が登場した。
今年は“麻里子様”篠田麻里子(27)や“ともちん”板野友美(22)の卒業など人気メンバーの卒業などが続いた。今年リリースした『恋するフォーチュンクッキー』は自治体や企業が参加して踊った動画が話題となるなどアイドルシーンを盛り上げることとなった。
『紅白2013SP~AKB48フェスティバル!~』の歌唱となるが、テーマについては、“たかみな”高橋みなみ(22、チームA)が「フェスティバルという通りお祭りをしたいと思っています。『恋するフォーチュンクッキー』でいろんな方々に踊っていただいたというのもありますし、被災地への訪問でのライブ活動を通じて、やっぱり歌と歌というのは本当に人と人をつなぐなと感じました。今年は紅白歌合戦を通じて世界各国に歌の力を発信できたらと思います」と、込められた思いを語った。
演出面への質問がされると『HKT48』から参加する“さしこ”指原莉乃(20)が、「今年は全員で110人出場させていただくんですが110の国と地域、それぞれの衣装を着て、出演します。私達の希望ではなくてイメージでやっています。それは秘密ですけど、当てはまってるなという感じで、私達も楽しみです」という。
さらに、昨年まで“人海戦術”で人文字もしていたが、今回は最後の方の出演とあって、年齢によって出演できないメンバーもいるため、高橋は「今回はちょっと卒業という形になっていますけど、新しい形でみんなで、AKB48という色を出していけたら。出れないメンバーのぶんまで、2013年を締めくくる、素晴らしいパフォーマンスをできれば」と、語った。
今年は姉妹グループ合わせ3グループが紅白歌合戦に出場することへは、高橋は「ありがたいですね。私達48グループが3グループ出演させて頂いていいのかなって。それぞれ、各土地の代表じゃないですけど、AKBは東京、SKEは名古屋、NMBは大阪で頑張って行きたいと思います」と喜びを。
3年ぶりにメドレー内に『ヘビーローテーション』があるが、このことへは、“ゆうこ”大島優子(25)が「ライブっぽく、掛け合いをさせて頂いているので、会場の方も視聴者の方も一緒に歌ってくれたらいいなと思っています。老若男女の方が聴いてくださった曲で、みんなが歌えるというのがテーマなので、一緒に歌って頂ければ」と、呼びかけていた。
また、田中将大選手が“ももクロ”こと『ももいろクローバーZ』の応援に向かうとのことだが、高橋は「そうなんですよ!ぜひ何か機会があったら、AKBのステージに立ってほしいです!」と、“勧誘”することもあった。