乃木坂46の生田絵梨花が25日、東京・帝国劇場で行われたミュージカル「モーツァルト!」(5月26日より同所ほかで上演)の初日開幕直前囲み取材に、山崎育三郎、古川雄大、平野綾、木下晴香とともに出席した。
同作は、“音楽の天才”モーツァルトが駆け抜けた歓喜と苦悩の35年の生涯を描く大ヒットミュージカル。2002年日本初演以来、世代を超えた豪華俳優陣で上演され、約4年ぶりの上演となる今回は、舞台ビジュアルのリニューアルがなされ、まさに“第2章”として始動する。
生田絵梨花、悪妻役が乃木坂46に影響も?
悪妻と名高いモーツァルトの妻・コンスタンツェを演じる生田。今回の役について「始まる前は、今までと180度違うと言っていたんですけど、稽古を重ねていくうちに身近に感じて、共感できる部分とか、相手と向き合うことなど、今までにないことを感じられたかなと思ったので、本番もそういうところを大事に、周りの方々を信じて頑張りたいなと思っています」とコメント。
「悪妻は私には合わない」と言っていた生田だったが、悪妻っぽくなってきたか尋ねられると「グループに戻ったりすると、多少姿勢が乱れていて注意されたり、ちょっと喋り方がいつもよりトーンが落ちていたりとか、影響は出ています」と打ち明けた。
なお主演のヴォルフガング・モーツァルトを演じるのは、2010年、2014年に引き続き参加する不動のタイトルロール山崎と、このミュージカルで帝劇初主演の大役を射止めた古川のダブルキャスト。
その妻・コンスタンツェを演じるのは生田のほか、2014年より同役を演じる平野、初参加の木下のトリプルキャストとなっている。