北軽井沢・南木山物語 一本の杖 2016年06月04日 | 北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ 北軽井沢ー高崎―東京ラインの完成は国三郎に大きな決断をさせた。 「実行しよう」 南木山別荘地の造成が決定した。 「別荘地の造成には多くの人々の努力と大変な費用がかかる」 「手落ちはないか、細心の注意が必要だ」 国三郎の行動は早かった。 「山の中に道を造るには、山の地形に合った道を造らなければならない」 国三郎は一本の杖を持ち東西南北を指していた。 (北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ) 国三郎は造成技師と測量士を連れていた。 一本の杖つえで指示して国三郎は言った。 つづく