北軽井沢 レンタルコテージ・ラーチの四季~売別荘・中古別荘/貸別荘~

四季折々に美しい北軽井沢のレンタルコテージ・チロル風の赤い屋根の売/貸別荘及び東京都内の賃貸アパートやマンションのご紹介

北軽井沢・南木山物語 一本の杖2

2016年06月25日 | 北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ

国三郎は山の中腹まで測量士と造成技師を連れて行った。

「私は何十年もこの山の中を歩いていた、その目的は狩りだったがね、

この山中のどこに起伏があり、どこに小川が流れているか全部解っている」

国三郎は愛用している茶色の杖で山頂に向かい真っ直ぐに指した。

「専門家の皆さんの意見を聞きたい、この方向に向かって

幹線となる広い道路をつくる、山頂に向かってなだらかな

柔らかい曲線状してだ」

「おっしゃるとうりで良いと思います」

造成技師と測量士は国三郎の洞察力に感心して言った。

(別荘地内のレンタルコテージ・ラーチ)

次に国三郎はつづけた。

「次は山の地形に合わせて左右に何本もの道を造る

この山には幾つもの小川が流れている」

つづく

 


北軽井沢・南木山物語 一本の杖

2016年06月04日 | 北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ

北軽井沢ー高崎―東京ラインの完成は国三郎に大きな決断をさせた。

「実行しよう」

南木山別荘地の造成が決定した。

 

「別荘地の造成には多くの人々の努力と大変な費用がかかる」

「手落ちはないか、細心の注意が必要だ」

国三郎の行動は早かった。

「山の中に道を造るには、山の地形に合った道を造らなければならない」

 国三郎は一本の杖を持ち東西南北を指していた。

(北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ)

国三郎は造成技師と測量士を連れていた。

一本の杖つえで指示して国三郎は言った。

つづく