B型オバさん独り言ちる

よき時を思う

 
「よき時を思う」 宮本輝著

久々の宮本作品です
「流転の海」シリーズを読んでハマったのは何年前かな?
この作品も、私の知らないことをたくさん教えてくれた

四合院作りの家
綾乃は、叔母夫婦が不在の間、この四合院作りの家の
一棟に棲むようになった
その豪華さと、重厚さは、別世界のよう!!

綾乃の祖母、徳子さん90歳は素敵な女性
自身が90歳まで生きられたら、誕生祝を兼ねて
家族を晩餐会に招待するという計画を実行する
それは、自分の長寿に敬意を払い、その僥倖に敬意を払い
家族を賛嘆する事
出席者全員がドレスにタキシード着用、写真撮影もありの
豪華フランス料理の晩餐会
料理の説明が(描写が)スゴイ!
そして、徳子さんの人生は、やはり戦争を抜きには語れない

もっともっと余韻に浸っていたくなるような物語


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