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事例で学ぶ年金 8

2012年11月22日 | 年金
*一気読みなら100円で210問 事例で学ぶ年金



2006.02.12.
★年金カウンセリング → 基金掛金の負担

Q 厚生年金基金の掛金負担って、代行分の本人負担以外にありますか?
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A 基金加入員の掛金負担は、基金のない会社の人と有りの人と同じです。基金を維持・運営するために会社がその余の負担をします。

会社は、プラス・アルファ給付分と、加算型基金であれば、その加算給付分の負担を、原則全額負担します。

要するに、代行分の負担以外にはありません。基金があるからといって、本人負担が基金無しの人と違うということはありません。



2006.02.20.
★年金カウンセリング → 無年金の人、何人?

Q 無年金の人、何人いるのですか?
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A 65歳以上の人の中に、老齢年金を受けられない人がおおよそ41万人いると言われています。

公的年金加入があるのに、加入期間が足りないで無年金になっている人々です。
65歳以上人口の何%になるのでしょうか。それは、別にしても、絶対数で41万人の現実は、国民皆年金とは名ばかりということになっています。

所で、この無年金の人たちは、ほんとに期間が足りないのでしょうか? いろんな特例もあるし、未発見の厚生年金加入もあるのではないでしょうか。

例えば、沖縄在住、外国在住、大学在学、配偶者の厚生年金加入、国民年金加入、生活保護等々の期間はないのでしょうか?



2006.02.25.
★年金カウンセリング → 基金の資産総額

Q ちょっと変な質問しますが、厚生年金基金の資産ってどのくらいあるのですか?
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A 待ってください、資料があったと思いますので、・・・・・・・、

平成12年度、日本全体の年金資産は、278兆円でした。平成10年度の日本のGDP494兆円でしたから、ほぼ56%でした。

その中で、厚生年金は140兆円(年金資産の50.6%)、
厚生年金基金は60兆円(年金資産の21.6%)、
適格年金は20兆円(年金資産の7.2%)、
国民年金は9兆円(年金資産の3.1%)、
各種共済49兆円(年金資産の17.5%)でした。

これが、厚生年金基金最隆盛時の状況だったと思います。
現在では、厚生年金基金は代行返上や基金解散で大幅に資産減になっています。
詳細は、企業年金連合会のHP等をご覧になってください。



2006.02.28.
★年金カウンセリング → 末日退職と年金支給開始

Q 2月28日生れですけど、この2月で定年になり、厚生年金は2月末日退職でやめますが、年金はいつから支給されますか?
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A 3月1日、社会保険資格喪失になりますから、年金の支給が始まるのは4月分からです。
Q えっ、それじゃ、3月は給与もなし年金も無しなの? そんなの、ひどいよ!
A と言われましても、これは、厚生年金保険法等の法律によって定められていますので、3月分年金についてはどうにもできません。
A じゃあ、2月27日退職であったら、
Q 3月分から支給されました。
A そうなんだ、聞いてなかったねぇ。
Q 聞いてなかったと、おっしゃっても、たとえば、運転免許証取るときなんかも住民票が必要になるでしょう。聞いてなかったといっても免除されるわけではないですよね。ともかく、提出しなければ免許証はくれませんよ。
聞いてない、というセリフは、ご主人が世間知らずなだけですよ。その世界には、その世界特有の条件があるのですから、聞く耳を持つ必要がありますよね。
Q う~ん、そうなんだろうが、・・・・・・・。
A それに、付け加えれば、年金請求して翌月に年金は振り込まれるなどということはありませんから。3ヶ月程度しないと、口座には振り込まれません。また、年金は後払いだということ。前2ヶ月分が当月15日に振り込まれます。年金は基本的に偶数月の2ヶ月払いになっています。給与みたいに毎月ではありませんからね。
Q そうなの、知らないことばかりだ。
A 実際の年金振込みは、ご主人の場合で、3月に年金請求して6月頃に4・5月分が振込まれるということになると思います。初回だけは、奇数月に振り込まれる場合もあります。
Q この改善策は検討されているのかな。
A ええ、着々と行われてはいますけど、何しろ、大量の事務処理ですから。
Q 様子がおおよそ分かりました。請求書を早く出すようにします。
A 請求書提出は、2月27日以降になりますからね。
Q これにも、決まりがあるんだ! うわ、うわ、だねぇ。



2006.03.01.
★年金カウンセリング → 40歳シングル

Q まもなく40歳のシングルで、厚生年金加入で働いていますが、それなりに老後の覚悟はしているつもりですが、・・・・・・・。
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A シングルのままですか? シングルが楽しいですか? このまま、ずっと働いても、65歳以降おおよそ年150万円(月12.5万円)位の年金でしょう。人によってまちまちですが。

ご自分の老後を考えると、今、一大決意の時なのかもしれませんねぇ。

預貯金に励むか、何らかの収入アップを図るか、海外移住を実現するか、いい人を見つけるか・・・・・・・。

ともかく、明るい老後は望めないのが、日本の現実です。年金生活なんて、粘菌生活なんですから。




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