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個人勘定 「Q&A確定拠出年金入門」

2016年01月11日 | 確定拠出年金

A 新しい確定拠出年金の枠組みは、そこが違うんです。

Q3 そこって、

A つまり、もらうだけでよかったのが、つくるに切り替わったということです。自分で老後資金をつくる仕組みなんですよ。政府や会社は仕組みを用意するだけで、中身は自分で作るわけです。

Q3 そお、……。それって何かいいことありますか?

A メリットですね。ええ、今までにない最大のメリットは〈個人勘定〉だということでしょう。

Q3 なんですか、それは? どんぶり勘定と言うのは聞いたことありますけど。

A そうですね、日本の年金はこれまで全て政府の一括管理、つまりどんぶり勘定だったんです。例えば、「厚生年金勘定」はあっても、その中の自分の年金は幾らというのが不透明な仕組みだったのです。それもこれも、背景に国の会計が単式簿記の小遣い帳方式をベースにしているため、不透明になってしまうのです。

Q3 国の会計が単式簿記なんですか!

A ええ、国だけではなく、県や市町村もです。

 

 

 

出所:「Q&A確定拠出年金入門」


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