健康住宅の講演活動をしておりますと、元上司の言葉を思い出すことがあります。
「健康住宅の講演を聞くと自分の家が悪いのではないか?と思ってしまう」
元上司には、その都度、家を建てる際の視点が違うだけですよ、と伝えました。
今の家づくりは、ハウスメーカー、工務店、デザイナーズ住宅、ローコスト住宅、建売住宅などありますが、これらはすべて建てる側の視点が違います。
わかりやすい例えでいいますと、
ローコスト住宅を建てている工務店やメーカーは、「価格を下げることが一番お客様の為になる」という考えの元、仕入れから納まり、建て方に関わることすべてにおいて、「価格を下げる」ことに重点を置いて(視点を置いて)家づくりをしております。
デザイナーズ住宅は、「デザインに特化した、世界に一つしかない住宅がお客様の為になる」と考えている、ということです。
私は、化学物質や電磁波の影響のない家づくりをしております。この視点は、あくまで「お住まいの空気の質」に視点を置いた住宅です。
もちろん、私の設計する家は、地震に対しても揺れを半減させる家を標準としておりますし、温熱環境などにも配慮しております。
しかし一番の視点は化学物質や電磁波の影響のない家づくりです。
視点が違いますので、それぞれのお家の優劣はないのです。あくまで健康住宅という視点では私は自信をもってお勧めさせていただいておりますが、
ハウスメーカーの家づくり、工務店さんの家づくり、デザイナーズ住宅、ローコスト住宅を建てている方たちは、それぞれの建物に誇りをもって提供しているに過ぎません。
ただ、いまの家づくりは、子どものココロとカラダに影響を及ぼす可能性があるために、私は健康住宅を広めたいと考えております。
もちろん子どもだけでなく、そこに住むひとすべてに影響を及ぼす可能性は指摘されています。そのような中で成長期のお子さんへの影響が大きいと推察されます。
今はコロナ禍で家にいる機会も多くなりました。リモートワーク、リモート授業、家族の時間も多くなりました。
空気の質や電磁波という視点でリビングや子供部屋、リモートスペースをリフォームすることも可能です。
ご興味ありましたら、「ひと・すまい・くらし」で検索してみてください
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