※画像はHPから拝借しました。
【衣・食・住】
よく耳にします。大切な要素として。
しかし百年杉の加藤さんが仰るには、衣・食・住って言うけど、いまのひとたちが大切にしているその割合は1:8:1くらいの割合で衣も住もほとんど関心がないよね?
熱い想いをもった【百年杉の加藤さん】のホームページは以下参照ください。
百年杉の加藤木材 | 百年杉の寝具・家具、百年杉のリフォーム・リノベーション・セルフビルドを専門にご提案しています。
私は個人的に加藤さんの割合も賛同しながら、いまのひとたちは【衣・食・住】以外にも大切なものをたくさんもっていて、衣・食・住そのものの割合がどんどん小さくなっているように思っております。
例えば、食事よりも「推しメン」が大切。推しメングッズを買うために食事はコンビニのおにぎりで切り詰めています、という話は直接聞いた話ではありませんが、いまの世の中、衣・食・住よりも大切なものを抱えており、衣食住に関心を向ける割合が小さくなっているように感じています。
その小さくなっている割合の中で、加藤さんが仰るように衣・食・住の中では衣と住は【食】に比べれば、はるかに小さなこだわりになっているのではないでしょうか。
そのような中、私はバランスがちょっと崩れているように感じております。
例えば、有機無農薬の野菜や添加物に気をつけた調味料を使い身体に気を配った食事を楽しまれている方が柔軟剤や洗剤などには無頓着だったり、子どものおむつは市販のものは身体に与える影響があるので布おむつを推奨している方が食事や家には関心がなかったり。
我々の世界でも、お家に使われている化学物質や電磁波の影響のない家づくりを推奨しながら、お客さまとの打ち合わせの前にコンビニおでんを食べて出かけたり、商品名は出したくないので控えますが甘い炭酸飲料を好んで飲んだり、ジャンクフードを食べていたら。たばこを好んだり、制汗剤を使用したり。
なんとなくバランスが悪いな、と感じることがあります。
もちろんすべてを完璧に、なんて思ってはおりません。私もたまには食べたり飲んだり、衣類や食べ物もこれでいいか、ということはあります。
身体に与える影響を考えて食べ物はこだわっているけど、衣類が身体に与える影響はあまり考えていない、もしくは全く関心がない。
身体に与える影響を考えて食べ物はこだわっているけど、お家の中の化学物質や電磁波、防虫剤や洗剤などの化学物質には関心がない。
子どものおむつや肌に触れるものには気をつけているけど、子どもが食べる食べ物は、、、
などなど。
繰り返しとなりますがなにもすべてを完璧に、と言っているわけではありません。私もしておりません。
要はバランスです。
もっといろいろな視点でみるといろいろなことがみえてくるのではないかな?と思うことがあります。
私もまだまだ見えていないこともたくさんありますし、また知らないこともたくさんあります。先日も総合医療のお医者さんからのお話は目からうろこのお話でした。いままで良かれと思っていたことがもしかしたら反対だったのかも??と気づかせていただきました。もちろんなにが正解かはわかりません。しかし気づけたこと、気づかせていただいたことに感謝しております。
身体のために食事に気をつけておられる方、【建物】や【暮らし】、【衣類】などに視点を向けてみますと新たな発見があるかもしれません。
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所